結果
2023年 6月11日(日)
第30回 函館スプリントS(G3)
函館 芝1200m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | キミワクイーン | 1.08.2 | 12-10(中団後ろ) | 34.4 |
② | ジュビリーヘッド | 3/4 | 5-3(中団前) | 35.0 |
③ | トウシンマカオ | 1 1/4 | 1-1(中団前) | 35.2 |
レースの上り:35.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.08.2 | 35.2 | 11.7 | 10.5 | 10.8 | 11.5 | 11.7 | 12.0 |
過去平均 | 1.07.38 | 34.4 | 11.8 | 10.3 | 10.8 | 11.2 | 11.3 | 11.9 |
差 | 0.8 | -0.1 | 0.2 | 0.0 | 0.3 | 0.4 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
この日の3歳未勝利、3歳以上1勝クラスでの1200mの時計を見ても、当日の馬場状態は標準的な馬場だったと思う。
良馬場なのに、どうして馬場のことから入るのかと言うと、走破時計が遅いから。
走破時計、上り時計がともに遅いので、馬場も重かったのかと勘繰りたくなるので、先に馬場について触れてみた。
函館1200mは前半800mは一生懸命上るので、後半の400mで減速するのは仕方がないが、それでも今回は落ちすぎ。
丁度中間地点でハナに立ったリバーラがLap4、Lap5で少し息を入れた可能性もあるが、それなら最後の200mでもう少し頑張って欲しかった。
普通なら4角で前にいた組が有利な展開のようだが、その前にいた組がちょっと不甲斐なかったため、後方からの差しが届いてしまった格好。
レベル的には平均以下だろう。
回顧
1着は3番人気のキミワクイーン。
外枠15番から、道中は中団の後ろ、12番手の外。
4角は10番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、残り200mで前の馬を一気に交わしてゴール。
終いの脚も大して速くはないので、本来なら差し届かない展開なのだが、前の組がモタモタしたことでしっかり届いた。
いつもは前から行く馬だが、今回は後ろから差しに回った。
仮に前にいたとしても、この時計なら良い勝負になったかも。
2着は5番人気のジュビリーヘッド。
道中は中団の前、5番手あたりを追走。
4角は先団3番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、能切200mを切って逃げ粘るリバーラを捉えて先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール前、勝ち馬に交わされての2着。
昨年はこれより速い流れを、中団から上り34.3秒の脚で2着に入ったが、今年の脚は35.0秒。
馬場のせいだとは思わないが・・・。
⇒ジュビリーヘッドの分析
3着は1番人気のトウシンマカオ。
道中は中団の前、5番手の最内。
4角は6番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、2着馬の直後から一緒に伸びてはくるが、その脚にキレは感じなかった。
一番重い58キロの斤量が、最後のキレを損ねたか?
⇒トウシンマカオの分析
2番人気のブトンドールは5着。
道中中団から4角は中団の前、6番手の外で直線に向いたが、直線では伸びずバテず。
「桜花賞」が0.8差の9着だったので、斤量52キロのここなら勝負になると2番人気に上がったのだろうが、古馬混合の千二の流れ自体がまだ合わなかった印象。