テンハッピーローズのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
Contents
テンハッピーローズのここまでの走り
20/8/15 2歳新馬(牝馬限定)
小倉 芝1200m 良
着順:1着(1.08.4・-0.2差)
騎手:福永祐一(54キロ)
道中は先団の後ろ。
4角も先団6番手の内で直線に向き、直線も内目を突いて鋭い伸び脚。
ゴール前で先に抜け出していた2頭を一気に交わしてゴール。
開幕初日の速い馬場だが時計も優秀。
スピードはある。
20/10/4 サフラン賞(2歳1勝C)
中山 芝1600m 良
着順:2着(1.35.4・0.2差)
騎手:福永祐一(54キロ)
若干遅れ気味のスタートで、道中は後方。
3~4角で外目から追い上げて、4角も大外を回して直線。
直線も馬場の外目から追い込んで来るが、先に抜け出していたサトノレイナスとの差は詰まらず0.2差の2着まで。
4角大外を回した分が着差に出ている感じ。
良い末脚は持ってそう。
20/10/31 アルテミスS(G3)
東京 芝1600m 良
着順:3着(1.35.3・0.4差)
騎手:田辺裕信(54キロ)
道中は中団。
4角も中団6番手の外で直線。
直線も馬群の外目を追い上げるが、前を行くソダシとの差は詰まらない。
ゴール前はククナに差されて3着。
展開はスローの瞬発力勝負。
良い脚を持ってはいるが小回り向きかも。
21/1/11 フェアリーS(G3)
中山 芝1600m 良
着順:4着(1.35.1・0.7差)
騎手:福永祐一(54キロ)
道中は中団の前あたり。
4角は3番手で直線で伸びてくるかと思ったが、思いのほか伸びきれず4着。
道中かなり行きたがっていた様子。これが終いに響いた感じ。
テンハッピーローズの脚質
中団で脚を溜めて、直線で終いを伸ばす競馬。
そこそこの瞬発力は持ってそうだが、キレ味勝負になれば、馬格が小さいだけに、広いコース、長い直線では加速に限界があるのかも。
新馬戦を見る限り、スピードを生かした持続力勝負でも戦えそうだが。
テンハッピーローズの血統背景
父はエピファネイア(ロベルト系)。
母の父はタニノギムレット(ロベルト系)。
近親に2020年の「マーメイドS(G3・芝2000m)」を勝ったサマーセント。
テンハッピーローズの次走
次走は3月6日(土)、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「チューリップ賞(G2)」。
阪神の外回りで勝ち切るにはキレが足りない印象。
力はあるので、相手なりに走ってはくるだろうが、勝ち負けは難しそう。