結果

2022年 7月3日(日)

第58回 CBC賞(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1200m 良

7月3日(日)小倉競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
テイエムスパーダ 1.05.8 1-1(逃げ) 34.0
タイセイビジョン 1.06.4 3  1/2 14-12(後方) 33.5
アネゴハダ 1.06.5 1/2 3-3(先行) 34.4

レースの上り:34.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.05.8 34.0 11.4 10.0 10.4 10.9 11.1 12.0
昨年 1.06.0 33.7 11.6 10.0 10.7 10.9 11.1 11.7
0.3 -0.2 0.0 -0.3 0.0 0.0 0.3

 

比較は同じくレコードタイムを計時した昨年の小倉開催のCBC賞。

前半は昨年より0.5秒速く、その分上りは0.3秒かかったことになる。

古馬と3歳牝馬の違いはあるが、今年のテイエムスパーダの斤量は48キロ。

52キロだった昨年のファストフォースよりさらに4キロ軽いのだから、そういう意味では、この走破タイムもさほどの驚きはない。

とにかく速い馬場、軽い馬場でのスピード勝負。

斤量が軽く、前に行ける馬なら、それだけで有利なことは間違いない。

昨年のファストフォースもそうだったが、ここで驚異的な走破時計で勝利したからと言って、将来が約束されたわけでは決してない。

逆に、これからがいばらの道かも。


回顧

1着は2番人気のテイエムスパーダ。

3枠5番からハナへ。

前半600mを31.8秒のハイラップで通過すると、4角も後続に2馬身ほどの差をつけて直線。

直線も後続に影を踏ませない快走でゴール。

2着のタイセイビジョンには3馬身半の差をつけて、走破タイムも1.05.8のレコード。

鞍上の今村聖奈騎手は重賞初騎乗で初勝利。

人馬ともにアッパレの内容だが、このハンデは今回限りだろうから、次走が正念場になる。

テイエムスパーダの分析

 

2着は3番人気のタイセイビジョン。

道中は後方14番手の内。

4角も最内を回って12番手で直線。

直線も馬場の内目から追い上げてはくるが、前で粘るアネゴハダを捉えるのが精一杯。

後方から最短コースで最後はしっかり脚を見せた。

勝ったテイエムスパーダとは9キロ差の斤量。

今回は相手が悪かった。

タイセイビジョンの分析

 

3着は1番人気のアネゴハダ。

道中は3番手追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は前で逃げ粘るテイエムスパーダを懸命に追うがその差は詰まらないどころか開いて行く。

ゴール前では、内から差し込んで来たタイセイビジョンに交わされて3着まで。

軽ハンデを味方にできなかった印象。

軽い馬場、速い時計には不安がありそう。

アネゴハダの分析