結果

2023年 8月27日(日)

第18回 キーンランドカップ (G3)

札幌競馬場 芝1200m 重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ナムラクレア 1.09.9 7-4(中団前) 35.2
シナモンスティック 1 1-1(逃げ) 35.8
トウシンマカオ ハナ 5-4(先行) 35.5

レースの上り:35.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.09.9 35.6 12.1 10.9 11.3 11.5 11.8 12.3
過去平均 1.08.86 34.8 12.1 10.7 11.2 11.6 11.5 11.8
0.8 0.0 0.2 0.1 -0.1 0.3 0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

各馬、馬場の内側を大きく開けて走るほどの道悪馬場ではあるが、前半はそこそこ流れている。

しかし後半はさすがに消耗戦。

だが、レースの上りは35.6秒で踏ん張っているので、消耗戦とは言え、後ろからの差し馬にはノーチャンス。

道悪適性にプラスして、スタミナ、パワーが問われたレース。


回顧

1着は1番人気のナムラクレア。

道中は中団の外、7番手を追走。

4角は4番手の大外で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げにかかり、残り200mで先頭を射程圏に捉えると、ゴール前で一頭だけビュンと抜けてゴールした。

直線は上位馬の中では一頭だけ馬場の良い大外を走れたのも、ゴール前で一頭だけ突き抜けた要因ではあるだろう。

それにしても道中外々を回って、4角も大外を回しての差し切り勝ちは評価できる。

ナムラクレアの分析

 

2着は8番人気のシナモンスティック。

4枠8番からハナへ。

重馬場にしてはそこそこのペースで、4角も先頭で直線。

直線も最後の最後、ゴール前まで粘ってはいたが、ゴール前で勝ち馬に交わされての2着。

これはフロックと言うより、力でもぎ取った2着だろう。

スタミナとパワーは持っていそうな馬。

 

3着は2番人気のトウシンマカオ。

道中は中団の前あたり、好位の5番手を追走。

4角は4番手の外で直線に向き、直線は外には出せず、内へ内へと進路を取って追い上げてはくるが、ゴール前、逃げ馬にハナ差迫ったところがゴール。

4角で外を閉められて、内へ進路を取らざるを得なかったのが少しもったいなかった。

ただ、体重は初めての470キロ台。

叩いた次走には期待が持てる。

トウシンマカオの分析

 

3番人気のゾンニッヒは8着。

道中は中団8番手。

4角も8番手で、前に勝ち馬を見るかたちで直線に入るが、直線は伸びずバテずで8着どまり。

鞍上は雨の影響を挙げているが、力量的にまだ少し足りないか? もしくは千二は少し忙しいのか?