タガノパッションのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。

タガノパッションのここまでの走り

21/3/20 3歳未勝利

阪神 芝1800m 良

着順:3着(1.46.8・0.5差)

騎手:岩田康誠(54キロ)

2馬身ほど出遅れて道中の位置取りは最後方から。

4角もほぼ最後方で直線に向くが、直線は馬群の外目から一気の追い上げ。

さすがに先頭には届かなかったものの、0.5差まで詰める凄い脚。

自身の上りは33.0秒。

レースの上りも34.0秒で決して遅くはなく、既走馬相手のデビュー戦でこの末脚は凄い。

【期待される能力】

  • 瞬発力

21/4/17 3歳未勝利(牝馬限定)

阪神 芝2000m(内)重

着順:1着(2.02.6・ハナ差)

騎手:岩田康誠(54キロ)

スタートは五分で序盤は後方にポジションを取るが、1~2角で順位を押し上げて、向正面入り口では早くも2番手に。

4角も2番手で直線に向くと、直線入口では早くも先頭。

直線は馬場の中ほどをグイグイ伸びて、追いすがるコーラスケイトをハナ差振り切ってゴール。

前走は瞬発力、今走は重馬場ではあったが、なかなかスタミナのあるところを示した。

【期待される能力】

  • 道悪適正
  • スタミナ

21/5/2 スイートピーS(3歳L)

東京 芝1800m 良

着順:1着(1.46.2・-0.3差)

騎手:岩田望来(54キロ)

スタートは五分に出て、道中は中団の後ろあたり。

グローリアスカペラが離して逃げたが、後続のペースもそこそこ上がった。

タガノパッションは4角も中団の後ろ8番手で直線に向くと、直線は馬群の外目からもの凄い脚で追い上げて、残り200mではすでに先頭。

あとは後続に2馬身つけて快勝。

走破時計もそこそこ優秀。

3月のデビューから一ヶ月半でオークスへのエントリーを果たした。

21/5/23 優駿牝馬(G1)

東京 芝2400m 良

着順:4着(2.24.8・0.3差)

騎手:岩田康誠(55キロ)

2枠4番から五分のスタートを切るが、行く気もなく後方からの競馬。

道中も最後方近くを追走し、4角はほぼ最後方16番手で直線。

直線は馬群の外目に進路を取って追い上げるが、0.3差届かずの4着。

自身は上りメンバー最速34.2秒の脚で追い込んではいるのだが、あの位置取りから頭を狙うなら33秒台の脚が必要になってくる。

いずれにせよキャリア4戦目、中2週の競馬としては及第点。

今後の成長力に期待。

2021年 優駿牝馬(オークス・G1)のラップ分析&回顧

タガノパッションの脚質

スタートがあまり速くはないので、位置取りが中団の後ろよりになることが多い。

しかし、終いの脚はペースの緩急に関係なく確実で強烈。

ウイークポイントとしては速い上り。

上りが速くなると、僅差で差し届かないという状況が生まれやすいだろう。


タガノパッションの重馬場適正

「未勝利戦」では阪神芝2000mの重馬場を、後方から早めに先団にとりついて、そのまま押し切る強い競馬を見せた。

重馬場は苦にしない感じ。


タガノパッションの血統背景

父はキングカメハメハ(ミスプロ系キングマンボ/NHKマイルC、日本ダービー、神戸新聞杯、毎日杯)。

母の父はシンボリクリスエス(ロベルト系/天皇賞(秋)連覇、有馬記念連覇、日本ダービー2着)。

近親にはステイゴールド(ドバイシーマクラシック、香港ヴァーズ)、ショウナンパンドラ(秋華賞、ジャパンカップ)、ドリームパスポート(きさらぎ賞、神戸新聞杯、皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞2着、ジャパンカップ2着)、など。

母方ロイヤルサッシュからのラインは、数々の名馬を輩出した名門牝系。

次走、ローズS(G2)に向けて

次走は9月19日(日)、中京競馬場 芝2000mで行われる「ローズS(G2)」。

この馬の場合は届くか届かないか。

高い確率で好走してくるだろうが、頭を取れるかとれないかは、展開頼みのところも少なからずある。

 

⇒その他、2021・ローズS(G2)の出走馬を分析



 

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