結果
2021年 10月30日(日)
第64回 MBS賞スワンS(G2)
阪神 芝1400m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ダノンファンタジー | 1.20.7 | 7-9(中団) | 34.5 | |
② | サウンドキアラ | 1.20.8 | 3/4 | 7-10(中団) | 34.5 |
③ | ホウオウアマゾン | 1.20.9 | 1/2 | 1-1(逃げ) | 35.3 |
レースの上り:35.1秒
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | |
今走 | 1.20.7 | 35.1 | 12.2 | 10.6 | 11.3 | 11.5 | 11.4 | 11.6 | 12.1 |
過去平均 | 1.20.14 | 34.6 | 12.2 | 10.9 | 11.1 | 11.3 | 11.3 | 11.5 | 11.8 |
差 | 0.5 | 0.0 | -0.3 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
※ 今年の「スワンS」は阪神開催なので、過去平均は、阪神競馬場で12月に開催される「阪神カップ(G2)」の良馬場、過去5年分の平均を過去平均とした。
Lap2の10.6が若干速いかもしれないが、それ以降はすべて過去平均を上回るペース。
しかし上り3Fは35.1秒と少しだけ時計を要している。
前に行った組で上位5着に残ったのは3着のホウオウアマゾンただ1頭。
前が止まる馬場状態でもなかったので、これは先行勢がイマイチ踏ん張りきれなかったということなのだろう。
回顧
1着は1番人気のダノンファンタジー。
スタートしてからすぐに、若干挟まれるような感じで手綱を引いているような動作があった。
そのせいか、序盤は10番手。中盤は7番手と盛り返して、4角は9番手で直線。
直線は進路を馬群の外に取って追い上げてくる。
坂の途中で、内で逃げ粘るホウオウアマゾンを捉えて先頭に立つと、あとは後続の追撃を振り切ってゴール。
阪神コースでの強さを示した格好だが、相手に恵まれた感もあり、内容自体はさほどでもないのではないか?
⇒ダノンファンタジーの分析
2着は5番人気のサウンドキアラ。
道中は前にダノンファンタジーを見る形の中団7~8番手。
4角は10番手の内で直線に向き、直線は馬群の内目から追い上げを計るが、前がちょっと開かない不利。
しかし坂の手前で進路が取れると、鋭い伸びを見せてを追い上げてきたが、3/4馬身差の2着まで。
昨年の「阪神カップ」より0.7秒遅い時計で2着を確保。
展開と面子に恵まれた感もあり、手放しに「復活」とは喜べない2着。
⇒サウンドキアラの分析
3着は3番人気のホウオウアマゾン。
3枠6番からハナを切り、道中は若干緩めのラップを刻んで直線へ。
直線も坂下までは粘っていたが、坂の途中で勝ち馬に交わされると、ゴール前ではサウンドキアラにも交わされて3着。
初めての距離で、しかも休み明けの+22キロ。
まあ良く走った方だとは思うが、この距離に適性があるか否かはまだ分からない。
⇒ホウオウアマゾンの分析
2番人気のルークズネストは4着。
道中は中団7番手の内。
3~4角の中間で、進路が狭くなって手綱を引く動作が見られた。
それに伴いって順位を下げて、4角は12番手で直線。
直線は馬群の中ほどから良い脚で伸びてはくるが、スピードが乗ったところがゴール、と言った感じ。
3~4角での不利がなければ3着以内もあったかもだが、内回りの短い直線にも課題を残した感じ。
⇒ルークズネストの分析