結果
2022年 4月10日(日)
第82回 桜花賞(G1)
阪神競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | スターズオンアース | 1.32.9 | 10-9(中団) | 33.5 | |
② | ウォーターナビレラ | 1.32.9 | ハナ | 2-2(先行) | 34.0 |
③ | ナムラクレア | 1.33.0 | 1/2 | 4-4(先行) | 33.9 |
レースの上り:34.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.9 | 34.1 | 12.4 | 10.8 | 11.4 | 12.2 | 12.0 | 11.1 | 11.5 | 11.5 |
過去平均 | 1.33.26 | 34.0 | 12.3 | 11.0 | 11.8 | 12.1 | 12.0 | 11.2 | 11.1 | 11.6 |
差 | 0.1 | 0.1 | -0.2 | -0.4 | 0.1 | 0.0 | -0.1 | 0.4 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
序盤はやや速いラップを刻み、中盤で12秒台のラップを2度入れて息が入る。
残り600mからは一気の加速11.1秒で直線に入り、逃げ粘るカフジテトラゴンが坂下まで粘るが、坂の上りで後続が殺到し、決め手の勝負となる。
中盤で息が入るものの、全体的には平均的に流れたレース。
なので、前の馬にも後ろの馬にもチャンスはあった。
1着のスターズオンアースから10着ナミュールまでが0.3差の大接戦。
ただ、内目の馬場が伸びていたので、外枠から4角で外を回した馬たちには、ちょっと厳しい展開となった。
いずれにしても、抜けた存在がまだまだ不在だということを物語る結果。
回顧
1着は7番人気のスターズオンアース。
道中は中団9番手の外。
3角で内にもぐり込み、4角は9番手の内で直線。
直線は馬場の内目から追い上げに入り、ジワジワと先頭との差を詰めて行き、坂の上りでパーソナルハイに馬体をぶつけられる不利がありながらも、そのまま脚は衰えず、ゴール前は前で押し切りを計るウォーターナビレラをハナ差差し切ってゴール。
3~4角で内にもぐり込んだのが大正解。
あのまま外々を回して直線も外を通っていたら当然勝ちはなかっただろう。
また、馬群の間をすり抜けたきた影響で、もたれる癖が出なかったことも良かった。
⇒スターズオンアースの分析
2着は3番人気のウォーターナビレラ。
道中2番手追走から、4角も2番手、抜群の手応えで直線に向き、直線入口で満を持して気合を入れて追い出しにかかり、坂の上りでは先頭に立って、そのまま押し切るかと思われたが、外からのスターズオンアースの強襲にハナ差交わされての2着。
騎乗としては完璧な騎乗だったように思う。
力は出し切っている。
⇒ウォーターナビレラの分析
3着は6番人気のナムラクレア。
1枠1番から道中は4番手の最内。
4角も最内4番手から直線に向き、直線は馬群の最内から追い上げに入り、ウォーターナビレラと一緒に伸びてはくるが、ゴール前少し甘くなって3着まで。
1枠1番から最短コースを通っての3着確保。
最後に甘くなったのは、やはり距離だろう。
⇒ナムラクレアの分析
1番人気のナミュールは10着。
大外18番から道中は中団の後ろ、13番手の外。
3~4角で徐々に進出を開始して、4角は12番手の大外で直線に向く。
直線は馬群の大外から追い上げに入るが、0.3差の10着が精一杯だった。
1番人気ということもあり、3~4角では早めに動いていったのだろうが、それが外々を回るハメにって、最後の脚にも響いた感じ。
終始外々を回って、4角も大外。
この日の馬場では仕方のない結果かもしれないが、同じような位置にいたサークルオブライフはそれでも4着に入っている。
この馬の末脚をちょっと過大評価しすぎたか?
⇒ナミュールの分析
2番人気のサークルオブライフは4着。
外枠16番から、道中は中団の後ろ、13番手あたりを追走。
ちょうどナミュールの内側あたり。
4角は15番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目からもの凄い脚で追い込んでくるが、0.1差の4着まで。
今回は枠順に運がなかったが、外を回して伸びて来たのはこの馬一頭。
決して力負けではない。
⇒サークルオブライフの分析