結果

第63回 毎日放送賞スワンS(G2) 16頭立て

京都競馬場 芝1400m

馬場状態:良

クッション値:9.5(標準)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
カツジ 1.21.2 1-1(逃げ) 34.3
ステルヴィオ 1.21.4 1 5-5(先行) 34.3
アドマイヤマーズ 1.21.5 1/2 2-2(先行) 34.5

レースの上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.21.2 34.3 12.6 11.2 11.7 11.4 11.1 11.0 12.2
過去平均 1.20.43 34.3 12.3 11.0 11.4 11.4 11.2 11.4 11.7
0.0 0.3 0.2 0.3 0.0 -0.1 -0.4 0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))

京都開催の最終週で、馬場の内側はかなり荒れている状態。

道中は、荒れた内側を避けるように、内側を開けて追走する馬がほとんど。

最後の直線も、各馬、馬場の真ん中より外目を走っての追い比べとなった。

レースはそんな馬場の影響からか、前半はかなり緩いラップを刻み、前につけていた馬が有利な展開となった。


回顧

1着は11番人気、単勝143.7馬のカツジ。

2枠4番からハナを切り、道中は比較的馬場の内目を走っていたにも関わらず、直線では脚は上がらずに、そのまま押し切ってゴールした。

パワーはある馬なので、内目の荒れた馬場を走ること自体は何の問題もなく、緩いペースを利してしっかりと逃げ切った。

出遅れの多いムラ馬が、スタートをしっかり出て、気分よく最後まで走れたのが何よりの勝因だろう。

カツジの分析

 

2着は3番人気のステルヴィオ。

道中は先団の外を追走。

距離ロスはかなりあったものの、馬場の比較的キレイな外目を走れたことは良かった。

4角で挟まれる不利もあったが、直線では馬場の外目を一気に追い上げた。

まあ、実力通りの走り。

ステルヴィオの分析

 

 

3着は2番人気のアドマイヤマーズ。

この馬も、馬場の比較的良い外目を2番手で追走。

直線でステルヴィオに交わされたのは、58キロの斤量の分だろう。

アドマイヤマーズの分析

 

 

1番人気のサウンドキアラは10着。

1枠1番が裏目に出た格好。

道中は前々にはポジションを取ってはいたものの、終始馬場の内目を走るハメになり、直線ではまったくいつもの脚が出てこなかった。

荒れ馬場を走って集中力が削がれたパターンだろう。

着順は10着だが、着差は0.5秒。

参考外と見て良いレースだとは思うが、今回は思わぬ弱点を露呈した格好。

サウンドキアラの分析