結果

2022年 9月11日(日)

第36回 セントウルS(G2)

中京競馬場 芝1200m 良

2022年9月11日 中京競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
メイケイエール 1.06.2 5-5(中団前) 32.9
ファストフォース 1.06.6 2  1/2 2-2(先行) 34.0
サンライズオネスト 1.06.8 1  1/4 6-8(中団) 33.2

レースの上り:33.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.06.2 33.7 11.8 10.2 10.5 10.8 11.2 11.7
昨年 1.07.2 34.3 11.9 10.3 10.7 10.9 11.1 12.3
-0.6 -0.1 -0.1 -0.2 -0.1 0.1 -0.6

 

比較対象は、レシステンシアが勝った昨年のこのレース。

明らかな前傾ラップだが、上りもしっかり33.7秒にまとめてのレコード勝ち。

昨年の時計も速かったが、今年はそれを大幅に上回るレコード結着。

馬場の状態が良かったとはいえ、やはりこの時計は優秀。

スピードと、スピード持続力の勝負。

昨年はこのレースの1、2着馬(レシステンシア、ピクシーナイト)が、着順は逆転して、そのまま「スプリンターズS」の1、2着馬となったが、今年はどうか?


回顧

1着は1番人気のメイケイエール。

4枠5番から、道中は中団の前、5番手を追走。

かかることもなく、しっかり折り合っての追走に見えた。

4角も5番手で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂を上りきった辺りで先頭を捉えると、あとはそのまま突き抜けてゴール。

まさに快勝。

普通に折り合えれば、この前傾ラップでも破格の強さ。

メイケイエールの分析

 

2着は6番人気のファストフォース。

外枠12番から、押して行って先団2番手を追走。

4角も2番手で直線に向くと、直線は坂を上りきったあたりで逃げ粘るシャンデリアムーンを捉えたが、ときを同じくして外からメイケイエールの強襲。

さすがにこれには太刀打ちできず、2馬身半離されての2着。

この馬に関しては、斤量を背負うと速い馬場はダメという見立てをしていたが大きな間違い。

定量戦、別定戦なら力は出せる。

ファストフォースの分析

 

3着は4番人気のサンライズオネスト。

道中は中団6番手の最内を追走。

4角は8番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げてはくるが、0.6差の3着まで。

この時計でこの着順なら大健闘だろう。

2戦続けて千二の自己ベストを大幅に更新。

終始最内の最短コースで、コース取りも良かった。

サンライズオネストの分析

 

2番人気のソングラインは5着。

道中は中団の後ろ、9番手を追走。

4角も9番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げては来るが、5着に食い込むのが精一杯。

初めての1200mにしてはよく走っている方だろう。

前もなかなか止まらない馬場だっただけに、あの位置取りからでは厳しかった。

テンの速さが2秒ていど違う流れは、さすがに最初は戸惑うだろう。

これをもって1200mはダメ、とは言えないと思う。

ソングラインの分析

 

3番人気のダディーズビビッドは4着。

道中は中団6番手の外、メイケイエールを前に見るかたちで虎視眈々。

4角も6番手で直線に向くと、直線は馬群の外目、メイケイエールの直後から追い上げに入るが、メイケイエールとの差は詰まるどころか開く一方。

しかし自身もジリジリとは伸びており、4着は確保。

この馬としては時計が速すぎたが、3着馬との差は内と外の差、この馬もよく走っている。

ダディーズビビッドの分析