結果

2023年 2月26日(日)

第97回 中山記念(G2)

中山競馬場 芝1800m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ヒシイグアス 1.47.1 10-9-8-8(中団) 34.6
ラーグルフ 3/4 11-11-8-8(中団後ろ) 34.7
ドーブネ クビ 1-1-1-1(逃げ) 35.6

レースの上り:35.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.47.1 35.4 12.7 11.7 12.0 11.8 11.8 11.7 11.6 11.4 12.4
過去平均 1.46.14 36.0 12.6 11.4 11.5 11.5 11.5 11.7 11.9 11.7 12.4
-0.6 0.1 0.3 0.5 0.3 0.3 0.0 -0.3 -0.3 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中の流れはゆったりめ。

その分レースが動くのが、例年よりも200mほど早い。

なので上りの3Fも35.4秒と、特別遅くはないが、速くもない。

本来前に行った組が残ってくる展開だが、この微妙な仕掛けどころの早さが、中団で溜めていた上位2頭の追い上げを許すかたちとなった。

それにしても、もともと前が有利なこのレース。

道中スローの流れなら、前に行った組はもう少し踏ん張れないとだめ。

逃げたドーブネがかろうじて3着に粘ったが、人気馬はいずれも前目にいたものの、直線では伸びず粘れず。

レースの走破時計も並み以下で、レベル的にはそう高くはない印象。


回顧

1着は5番人気のヒシイグアス。

道中は中団のやや後ろ、9番手の内目あたり。

3~4角で動いて行って、4角は中団8番手の内で直線。

直線は馬群の内目から外に切り替えて追い上げに入り、坂の上りで一気に内の先頭集団を交わしてゴール。

道中の位置取りがいつもより少し後ろだったが、先団の馬が粘り切れなかったので助かった。

ヒシイグアスの分析

 

2着は8番人気のラーグルフ。

道中は中団の後ろ、11番手の外目を追走。

3角手前あたりから外を回して進出を開始して、4角は8番手の大外で直線。

直線は馬群の大外から鋭い脚で追い上げてきたが、3/4馬身届かずの2着。

3角手前から動き始めて、3~4角と大外を回してこの差し脚。

この長く良い脚は一定の評価はできると思う。

ラーグルフの分析

 

3着は7番人気のドーブネ。

3枠4番からの逃げ。

前半1000mの通過が60.0秒。

4角も先頭で直線に向き、直線も坂の途中までは先頭で粘っていたが、ゴール前に甘くなって2頭に交わされた。

ここは粘り切ってこそ評価できる流れだったが、近走は逃げ、先行で安定感がでてきた。

ドーブネの分析

 

1番人気のソーヴァリアントは9着。

道中は中団の前、5番手の外目を追走。

4角も5番手の外で直線に向くが、直線では坂の上りで失速。

何かあったのかも?とは鞍上のコメント。

いずれにしてもオルフェーヴル産駒、安定感に欠ける印象。

ソーヴァリアントの分析

 

2番人気のダノンザキッドは11着。

1枠1番から、道中は先団3~4番手の最内を追走。

3角あたりから遅れ始めて、4角は5番手の最内で直線に向くが、直線ではまったく伸びず。

これで中山コースは3戦連続で人気を背負っての大敗。

この馬もムラっぽい面と隣り合わせ。

安定感に欠ける。

ダノンザキッドの分析

 

3番人気のスタニングローズは5着。

道中は先団3番手の外目を追走。

4角も3番手で直線に向くが、伸びずバテずの5着どまり。

この流れなら粘り切れて当然の馬だが・・・。

古馬、牡馬に混じると、これが今の実力か?

それとも叩いてからなのか?

スタニングローズの分析