結果

2022年 2月19日(土)

第57回 京都牝馬S(G3)

阪神競馬場 芝1400m(内)良

2月19日(土)阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ロータスランド 1.19.7 2-2(先行) 33.8
スカイグルーヴ 1.19.8 1/2 4-4(先行) 33.7
タンタラス 1.19.9 1 3-2(先行) 33.9

レースの上り:33.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.19.7 33.9 12.2 10.8 11.3 11.5 11.1 10.7 12.1
過去平均 1.20.26 34.7 12.2 10.7 11.2 11.4 11.4 11.4 12.0
-0.8 0.0 0.1 0.1 0.1 -0.3 -0.7 0.1

 

今年の「京都牝馬S」は昨年同様阪神開催だったので、過去平均は「阪急杯(G3)」の過去5年の良馬場平均を掲載。

道中はそこそこ流れているが、まあ平均ペース。

しかし上り3F、これは速い。

特に残り400mからの10.7秒は出色。

上りがこれだけ速いので、1~4着まではすべて道中先行した馬で占めた。

中団から後ろで脚を溜めていた馬にはなす術なし。

今年の「京都牝馬S」はハイレベルのSP持続力、そして瞬発力勝負だったもよう。


回顧

1着は5番人気のロータスランド。

道中は2番手追走。

4角は2番手だが、ほぼ先頭に並びかけて直線を迎える。

直線は入口から早くも先頭に立ち、そこから坂下までに一気に抜け出すと、坂の上りは内から差を詰めるスカイグルーヴを半馬身凌いでゴール。

先行押し切りの見事な勝利。

残り2Fからの10.7秒の脚は出色。

2、3着馬とは斤量が2キロ重いことも評価できる。

この馬にしてみれば、昼すぎから降り始めた雨で、馬場が適度に柔くなったのも良かったはず。

ロータスランドの分析

 

2着は1番人気のスカイグルーヴ。

道中は先団4番手の内を追走。

4角も4番手の内で直線に向き、直線も馬場の内目から追い出してくるが、ロータスランドには半馬身及ばずの2着。

昇級初戦としては及第点だろう。

勝ち馬とはレベルの差はありそう。

スカイグルーヴの分析

 

3着は2番人気のタンタラス。

外枠15番から道中は3番手の外を追走。

4角はロータスランドにほぼ並びかけて直線に向き、直線は進路を馬群の外に取って追い上げてくるが、最後は少し甘くなって3着。

最後に甘くなったのは、外枠から先団に取りついた分と、道中外目を回った分のスタミナのロスだろう。

2着馬とは差はない。

タンタラスの分析

 

3番人気のギルデッドミラーは6着。

道中は中団9番手あたりを追走。

3~4角でごちゃついて順位を11番手に下げて直線。

直線は馬群の中ほどから追い出しにかかるが、いきなり前をビップウインクにカットされて進路が塞がるロス。

立て直して追い上げてはくるが6着まで。

道中は馬群の中に収まって、なんとか我慢できているようだったが、3~4角、そして直線と、それがアダになってしまったようなレース。

このレースはある程度度外視できそう。

ギルデッドミラーの分析