生活習慣の改善

カテーテル手術までは、できるだけ生活習慣を改めることに努めました。

大好きだったお酒も、「心房細動」が告知されて以来、一滴も飲みませんでした(現在もまだ飲んでいません)。

病院の医師いわく、症状もなく、頻脈(脈拍が速くなること)もない私は、運動はいくらやっても構わないということなので、サボリ勝ちだった趣味のランニングも、少しずつ始めるようにしました。

私は52歳のときに、フルマラソンで3時間半の自己ベストを達成しましたが、そのときに比べて、体力の落ち具合は半端ありませんでした。

後々分かったことですが、これは体力が落ちたというよりも、心房細動の影響が大きかったようです。

食生活は、母のこともありますので、日ごろからバランスの良い食事を心がけて作っています。

外食は一切せず、毎日自炊で頑張っています。

それでも、当たり前のことかもしれませんが、認知症の母親は、変わらずいつもそこにいます。

私の病気のことを理解することは当然できず、生活習慣を改めると言っても、ストレスだけは半端なくおそいかかってきます。

この期間中、2度目のコロナ感染で入院させたこともありましたし、ショートステイで3泊4日で施設に預けているときに病気にかかり、急遽帰宅して病院へ連れて行ったこともありました。

食事の世話、排せつの世話などなど、慣れたと言えば慣れたのですが、相手も人間ですので、気分の浮き沈みはあり、特に認知症は、重くなればなるほど、気分の浮き沈みが激しくなるようで、機嫌が悪くなったり、なにを言っても拒否されたりしたときなどは、ストレスは溜まりまくります。

 

手術の前に、血管に血栓ができていないか否かを調べる心臓CTアンギオ(血管造影)検査をして、異常がないことを確認して、いよいよ手術をむかえることになりました。