ショウナンハクラクはまだ未勝利戦を勝ち上がったばかりなので、前走のみを振り返る。
ショウナンハクラクの前走
22/1/15 3歳未勝利
中京 芝1400m 良
着順:1着(1.21.6・頭差)
騎手:坂井瑠星(56キロ)
道中は中団の前、7番手の外目。
4角も7番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外めから伸びてきて、坂の頂上では先に抜けだしていたサブライムアンセムを捉え、残り100mでは馬体を併せての追い比べ。
ゴール前まで続いた熾烈な追い比べは、ショウナンハクラクがアタマ差抜きん出てゴールした。
内にもたれるところがあったため、未勝利をなかなか勝ち切れなかったが、どうやら改善してきた感じ。
走破時計も優秀。
ショウナンハクラクの脚質
中団の前あたりで脚を溜めて終いを生かす競馬。
切れる脚で差し切るというよりも、前目の位置取りからジワジワと追い込んで来るイメージ。
どちらかと言えばスピード持続型か。
ショウナンハクラクの血統背景
ショウナンハクラクは外国産馬。
父はフランケル(ND系サドラーズウェルズ)。
フランケルは欧州で走り14戦14勝、内G1は10勝。距離は芝の7F(約1400m)、8F(約1600m)、10F(約2000m)。
日本で活躍した産駒としては2016年の「阪神JF」、2017年の「オークス」を制したソウルスターリング。2018年の「安田記念」、2020年の「フェブラリーS」を制したモズアスコット。
母の父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。
次走、ファルコンS(G3)に向けて
次走は3月19日(土)、中京競馬場 芝1400m で行われる「ファルコンS(G3)」。
前走の「未勝利戦」で負かしたサブライムアンセムは先週の「フィリーズレビュー(G2)」で勝利した。
3着馬には3馬身の差をつけており、あの「未勝利戦」のレベル自体が高かった可能性はある。
⇒その他、ファルコンS(G3)の出走馬を分析