結果

第81回 桜花賞(G1)

阪神競馬場 芝1600m(外) 良

クッション値:9.9(標準)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ソダシ 1.31.1 3-3(先行) 33.8
サトノレイナス 1.31.1 クビ 15-16(後方) 32.9
ファインルージュ 1.31.2 1/2 8-6(中団前) 33.7

レースの上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.31.1 34.3 12.1 10.8 11.2 11.1 11.6 11.2 11.2 11.9
過去平均 1.34.01 34.7 12.4 10.9 11.7 12.2 12.0 11.5 11.4 11.9
-0.4 -0.3 -0.1 -0.5 -1.1 -0.4 -0.3 -0.2 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))

昨日に引き続いての高速馬場。

このレースも含めて、レコード結着が2鞍も出て、馬場はまさに「超高速馬場」。

速い馬場にプラスして、ラップも速目のラップを刻んだことで、走破時計1.31.1のレコードタイムをたたき出した。

ハイレベルな持続力勝負。

高度なSP持続力が求められたレースとなった。


回顧

1着は2番人気のソダシ。

抜群のスタートでハナに立つかと思われたが、外からストゥーティが主張したことで控えるかたち。

道中は3番手の内、4角も3番手の内で直線に向くと、残り300mあたりでムチが入り、馬も即座に反応して一気に抜け出す。

坂の上りで後続を突き放しにかかるが、馬場の外目からサトノレイナスがもの凄い脚で伸びて来る。

ゴール前はサトノレイナスの強襲をクビ差凌いでゴール。

圧倒的なスピードとその持続力。

追い出しのタイミングが少しでも送れていたら、サトノレイナスに交わされていただろう。

鞍上との絶妙なコンビネーションも出色。

ソダシの分析

 

2着は1番人気のサトノレイナス。

大外18番枠から道中は後方。

4角も後方16番手の外から直線に入り、直線は馬群の外目からもの凄い脚で追い込んで来るが、クビ差及ばずの2着。

枠順がもう少し内目なら・・・というレースだが、これも競馬。

サトノレイナスの分析

 

3着は8番人気のファインルージュ。

道中は中団の前目、ソダシの直後で静かにチャンスを窺っている感じ。

4角も6番手の内、ソダシの直後から直線へ。

直線は馬場の内目をソダシめがけて追い上げて来るが、ソダシとは加速の勢いが違った。

坂の途中までは2番手をキープしていたが、ゴール前でサトノレイナスに交わされて3着。

現状での力は出し切った感じ。

ファインルージュの分析

 

3番人気のメイケイエールは殿負け。

スタート出負けして後方からになるが、そのあと、いつものように引っかかって、暴走気味に馬群の外から追い上げて来る。

3角過ぎには先頭に立ち、4角も先頭で直線に向くが、直線の入り口では、もうすでに脚は残っていなかった模様。

制御せずに、馬に逆らわない乗り方だとこうなる。

やはりある程度の制御は必要と言うことだろうが、この気性をどうにかしないことには、この先の見通しが立たないだろう。

メイケイエールの分析