結果

2021年 12月11日(土)

第57回 中日新聞杯(G3・ハンデ)

中京競馬場 芝2000m 良

12月11日(土)中京競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ショウナンバルディ 1.59.8 1-1-1-1(逃げ) 35.0
アフリカンゴールド 1.59.9 1/2 2-2-2-2(先行) 35.0
シゲルピンクダイヤ 2.00.0 クビ 4-5-5-5(中団前) 34.7

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.8 35.0 12.6 11.1 12.8 12.5 12.1 11.9 11.8 11.1 11.3 12.6
過去平均 1.59.84 34.9 12.6 11.0 12.6 12.4 12.2 12.1 12.0 11.7 11.4 11.9
0.1 0.0 0.1 0.2 0.1 -0.1 -0.2 -0.2 -0.6 -0.1 0.7

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

まずまず平均的なラップの出方。

前半やや遅いかわりに、後半でやや速い。

馬場コンディションが内目が伸びる馬場だっただけに、結果的には「行った行った」の決着となった。

先行有利、終いの脚を使いたい馬にはやや厳しい展開だったのだろう。


回顧

1着は8番人気のショウナンバルディ。

1枠2番の絶好枠からハナへ。

道中はおおむねマイペースの逃げ。

4角も後続に約2馬身の差をつけて直線に入り、直線の脚も鈍ることなく内ラチ沿いを伸びて来た。

中京巧者で休み明けも動く馬。

1枠2番の絶好枠なら余裕の勝利といったところか。

ショウナンバルディの分析

 

2着は17番人気のアフリカンゴールド。

道中2番手追走から、4角も2番手で直線に向き、直線も脚色鈍らず2着を死守した。

俗に言う「フロック」。枠順、馬場状態、展開、ハンデ、メンバー構成などが奇跡的にかみ合った2着だろう。

 

3着は10番人気のシゲルピンクダイヤ。

道中は中団の先頭、5番手を追走。

4角も5番手で直線に向き、直線は馬場の3分どころを懸命に追い上げて、ゴール前で内のキングオブコージ、ボッケリーニを交わして3着。

もともとは末脚のキレで鳴らした馬。

久々に自慢の末脚でもぎ取った3着。

道中のペースもちょうど良かった感じ。

中京コースも好きなのだろう。

シゲルピンクダイヤの分析

 

1番人気のアドマイヤビルゴは10着。

道中は中団の前あたり。

4角は5番手の内で直線に向き、直線も内ラチ沿いから追い出しにかかるが、バテず伸びずで10着まで。

ジョッキーからは、道中から外にもたれていたという談話が出ている。

いずれにしてもまだこのクラスでは、あまりアテにできない一頭だろう。

アドマイヤビルゴの分析

 

2番人気のボッケリーニは4着。

道中は中団8番手あたりを追走。

4角は7番手で直線に向き、直線は馬場の内目を追い上げて来るが、ゴール前、シゲルピンクダイヤに交わされて4着。

トップハンデの57.5キロを背負って、前残りの展開ならこんなものだろう。

ボッケリーニの分析

 

3番人気のラーゴムは13着。

7枠14番から道中は後方14番手あたり。

4角も14番手の外で直線に向くが、直線では弾けず。

道中は比較的折り合ってはいたようだが、直線では弾けなかった。

展開が向かなかったこともあるが、3歳牡馬で56キロのハンデも影響しているのだろう。

ラーゴムの分析