結果
2023年 7月9日(日)
第59回 七夕賞(G3・ハンデ)
福島競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | セイウンハーデス | 1.59.8 | 3-4-2-2(先行) | 34.9 |
② | ククナ | 1 1/4 | 3-2-5-4(先行) | 34.9 |
③ | ホウオウエミーズ | クビ | 8-7-8-6(中団) | 34.6 |
レースの上り:35.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.59.8 | 35.0 | 12.4 | 11.6 | 11.5 | 12.6 | 12.6 | 12.4 | 11.7 | 11.6 | 11.4 | 12.0 |
過去平均 | 1.58.68 | 36.4 | 12.2 | 10.9 | 11.2 | 12.1 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 12.0 | 12.0 | 12.5 |
差 | -1.4 | 0.2 | 0.7 | 0.3 | 0.5 | 0.6 | 0.4 | -0.1 | -0.4 | -0.6 | -0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
「七夕賞」にしては珍しいスローの流れ。
小回りコースでこれだけ緩いとやはり前が有利になる。
道中前にいて、実力上位のセイウンハーデスが快勝。
スローの前残り。
2、3着には道中最内の最短コースを通った軽ハンデ牝馬が入ったが、これは通ったコースとハンデが効いた。
回顧
1着は2番人気のセイウンハーデス。
外枠15番から果敢に先団に取り付いて、道中は先団3~4番手の外目を追走。
4角も3番手で直線に向くと、直線は馬群の真ん中から追い上げにかかり、残り200mを切って先頭にたつと、あとはそのまま押し切ってゴール。
不利な外枠だったが、道中の流れがかなり緩んだこともあり、道中先団でレースを進め、直線しっかりと差し切った。
この流れなら実力上位といったところ。
⇒セイウンハーデスの分析
2着は9番人気のククナ。
道中は先団3番手の最内を追走。
3~4角で各馬進出を計るところでも、この馬は最内でしっかり脚を溜めて、4角4番手の最内で直線。
直線は馬場の内目から追い出しにかかり、残り200mを切って勝ち馬と一緒に上がってくるが、最後はキレ負けの2着。
ハンデ54キロで、道中最短コースで脚を溜めた割には最後はキレ負け。
ここらあたりは力の差だろうが、左回りならまた違ったのかもしれない。
⇒ククナの分析
3着は13番人気のホウオウエミーズ。
道中は中団7~8番手の最内を追走。
4角は6番手の最内で直線に向き、直線は勝ち馬の直後から追い上げてはくるが、2着馬にクビ差の3着。
この馬も道中最内の最短コースとハンデが奏功した感じ。
⇒ホウオウエミーズの分析
1番人気のバトルボーンは4着。
2枠3番から逃げの手。
道中は緩い流れから4角も先頭で直線に向くが、直線ではゴール前で3頭に交わされての4着。
昇級初戦の重賞で1番人気に押し出された格好だが、この流れなら馬券圏内には入りたかった。
目標にされるより、番手で目標があった方がいいタイプかも。
3番人気のフェーングロッテンは14着。
道中は後方12番手の外目を追走。
3角手前から徐々に進出を開始して、4角は9番手の外目から直線に入る。
直線は馬群の外目から追い上げに入るが、良い脚は出せず。
道中かなり外目を回っていて、仕掛けも速かったので直線ではもう脚は残っていなかった感じ。
前目にポジションを取って良い馬だが、鞍上のコメントでは行きっぷりが悪かったとのこと。
出遅れたわけではないだけに、この行きっぷりの悪さが次走に引きずらなければいいが。
⇒フェーングロッテンの分析