結果
2023年 9月24日(日)
第71回 神戸新聞杯(G2)
阪神競馬場 芝2400m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | サトノグランツ | 2.23.5 | 5-7-7-8(中団) | 33.1 |
② | クラヴァシュドール | 3-3-3-4(中先行) | 33.4 | |
③ | アブソルティスモ | 1-1-1-1(逃げ) | 33.7 |
レースの上り:33.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | |
今走 | 2.23.5 | 33.6 | 12.8 | 11.4 | 12.7 | 12.4 | 11.9 | 12.6 | 12.5 | 12.0 | 11.6 | 10.7 | 10.9 | 12.0 |
過去平均 | 2.25.88 | 34.0 | 12.8 | 11.4 | 12.5 | 12.7 | 12.7 | 12.8 | 12.7 | 12.4 | 11.8 | 11.2 | 11.1 | 11.7 |
差 | -0.4 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | -0.3 | -0.8 | -0.2 | -0.2 | -0.4 | -0.2 | -0.5 | -0.2 | 0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
阪神芝2400mでの「神戸新聞杯」は2019年以来4年ぶり。
Bコース替わりで馬場状態も良好で、時計の出やすい馬場でもあり、とにかく速い阪神の芝。
例年より流れているとは言え、やはりスローはスロー。
しかし逃げたファントムシーフは、残り1000mから徐々にペースを上げて行って、残り600mからは10.7-10.9の脚を使ったが、坂の上りで踏ん張り切れず、勝ち馬、2着馬の後塵を拝した格好。
走破時計の2.23.5はレコード。
しかし、もう少し溜めていれば、という流れでもあるので、1~3着馬の力にそんなに差はなかったような印象。
加えて、5着馬も僅差の0.1差。
これは枠順や4角の位置取りの差も多少はあると思うので、本番に出てくれば軽視はできない。
回顧
1着は3番人気のサトノグランツ。
道中は中団7番手の内ぴったり。
4角も8番手の内で直線に向き、直線も馬場の内目をスルスルと伸びてきて、ゴール前サヴォーナをアタマ差交わしてゴール。
道中の位置取りは、枠順を生かして内目の経済コース。
直線も内からしっかりと伸びた。
「ダービー」では枠順に泣いた側面もあり、本番では巻き返しに期待。
⇒サトノグランツの分析
2着は10番人気のサヴォーナ。
道中は先団3番手の、この馬も内ぴったりの経済コース。
4角は4番手の最内で直線に向き、直線では坂の上りで計ったように逃げ粘るファントムシーフを捉えたが、ゴール前で勝ち馬にアタマ差交わされての2着。
最後は単なるキレ負けか? それとも残り600mからはかなり加速がついたので、前の組はその分最後の最後で脚が上がったか?
3着は2番人気のファントムシーフ。
5枠7番からハナへ。
前半1000m通過は61.2秒。
良好な馬場状態ということで、馬の体感的にはスローのマイペースだろう。
しかしその分残り1000mから徐々にペースを上げて、残り600mからは10.7-10.9の脚で後続を引き離しにかかるが、後続もまだまだ脚が残っていた感じ。
結果、坂の上りで脚が上がってしまった格好だが、基本的にスローの末脚勝負には向かない馬だと思うので、残り1000mからのスパートは大正解。
馬場がもう少し力のいる馬場だったなら、粘り切っていた可能性もある。
⇒ファントムシーフの分析
1番人気のハーツコンチェルトは5着。
大外13番から道中は中団の後ろ、8番手の外目を追走。
4角は7番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、そこそこの脚で追い上げてはくるが、0.1差の5着まで。
道中は終始外目を回って、4角も大外からの追い上げ。
基本スローの流れだっただけに、この距離ロスは痛い。
ただ、しっかり5着までにはきているので、力はしっかりと示していると思う。
本番へ抽選突破できれば、まだまだ侮れない。
⇒ハーツコンチェルトの分析