結果

2023年 5月13日(土)

第68回 京王杯スプリングカップ(G2)

東京競馬場 芝1400m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
レッドモンレーヴ 1.20.3 12-10(中団後ろ) 32.6
ウインマーベル 1/2 6-5(中団前) 33.2
ダディーズビビッド クビ 3-3(先行) 33.5

レースの上り:33.7秒


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.20.3 33.7 12.4 11.0 11.5 11.7 11.3 11.0 11.4
過去平均 1.19.70 34.0 12.3 10.9 11.1 11.3 11.0 11.3 11.8
-0.3 0.1 0.1 0.4 0.4 0.3 -0.3 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

終日小雨の降り続く天候。

馬場は良馬場ながら、水分を含んだ馬場。

しかし今週からBコース替わりということもあり、それほど脚を取られる馬場ではなかっただろう。

それを考えると、道中のペースは緩い。

これだけ緩く、コース替わりの馬場なら、前に行った組がある程度残れる展開なのだが、勝ち馬が32秒台の切れ味を出して前の組を差し切った。

走破時計は平凡だが、スローの流れを中団後ろから差し切った勝ち馬の末脚は評価できそう。


回顧

1着は2番人気のレッドモンレーヴ。

道中は中団のやや後ろ、10番手の外を追走。

4角は10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏に捉えると、残り100mで先頭に立ち、あとは後続を振り切ってゴール。

切れ味勝負ではこの馬が上手。

スタートはやや出遅れた感じだが、大事には至らなかった。

最後の直線で外を走れたのもよかったのだろう。

レッドモンレーヴの分析

 

2着は7番人気のウインマーベル。

道中は中団の前、6番手を追走。

4角は5番手の中ほどで直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げを計り、坂の頂上あたりで先頭を射程圏に捉え、残り200mで先頭を窺うが、外から来た勝ち馬の末脚には対抗できず。

それでもゴール前は、前で粘るダディーズビビッドをクビ差交わして2着に入った。

切れ味勝負では勝ち馬にはかなわなかったが、持続力ではダディーズビビッドを上回った。

道中のペースがもう少し上がっていれば、ゴール前はさらに際どかったかも。

ウインマーベルの分析

 

3着は6番人気のダディーズビビッド。

道中は先団3~4番手を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の頂上では先頭に立ちかけたが、外から来た勝ち馬に交わされ、そのあとゴール前では2着馬に交わされての3着。

このクラスではそこそこの安定感。力は出しきった。

ダディーズビビッドの分析

 

1番人気のダノンスコーピオンは11着。

1枠1番から、道中は中団7番手の最内。

4角は5番手の内目で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げを計り、坂の上りでは先頭を射程圏に捉えたかに見えたが、坂を上り切ってから伸びを欠いた。

切れ味勝負では後手なのは分かるが、それでもちょっと負け過ぎ。

ただこの馬、水分を含んだ馬場では、これまで良い走りはできていない。

パンパンの良馬場では、一変の可能性は残る。

ダノンスコーピオンの分析

 

3番人気のゾンニッヒは6着。

道中は中団7番手の内目を追走。

4角は8番手で直線に向き、直線は馬場の3~4分どころから追い上げを計り、坂の上りで先頭との差を詰めて行き、坂の頂上過ぎでは先頭を捉えるかの勢いだったが、そこから急に勢いが鈍った。

この馬、左回りでは(0-0-1-5)。

敗因はそこらあたりか?