結果
2023年 4月2日(日)
第67回 大阪杯(G1)
阪神競馬場 芝2000m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ジャックドール | 1.57.4 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.3 |
② | スターズオンアース | ハナ | 12-12-11-9(中団後ろ) | 34.4 |
③ | ダノンザキッド | クビ | 4-4-4-3(先行) | 35.0 |
レースの上り:35.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.57.4 | 35.3 | 12.4 | 10.9 | 12.2 | 12.0 | 11.4 | 11.7 | 11.5 | 11.4 | 11.4 | 12.5 |
過去平均 | 1.58.98 | 35.0 | 12.6 | 11.1 | 12.3 | 12.3 | 12.0 | 12.1 | 11.6 | 11.4 | 11.5 | 12.1 |
差 | 0.3 | -0.2 | -0.2 | -0.1 | -0.3 | -0.6 | -0.4 | -0.1 | 0.0 | -0.1 | 0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
レース前半は例年の良馬場平均よりもかなり速いラップを刻み、レース後半もさほどペースは落ちることなく、上りの3Fは例年の平均値より0.3秒遅いだけの35.3秒でまとめられた。
完全なスピード持続系のラップで、走破タイムの1.57.4もかなり優秀。
まぎれの少ないガチンコ勝負の大阪杯で、力がなければ上位にはこれないタフな戦い。
着差なしの上位3頭は、やはり力が違った。
回顧
1着は2番人気のジャックドール。
5枠9番からハナへ。
前半の1000m通過は58.9秒。
4角も先頭で直線に向くと、直線はスターズオンアースの強襲をハナ差しのいでゴール。
レース前半は昨年のペースとさほど変わりはないものの、レース後半の持続力は昨年とはまったく違う。
昨年の敗戦から一回り大きくなって雪辱を果たした感じ。
今後の中距離路線はさらに面白くなりそうだが、この馬、二千しか使わないのか?
⇒ジャックドールの分析
2着は1番人気のスターズオンアース。
スタート出遅れて、道中は中団の後ろ、12番手の外目を追走。
4角は少し順位を押し上げて、9番手の中ほどで直線に向くと、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、坂下からもの凄い脚で突っ込んでくるが、ハナ差届かずの2着まで。
スタート直後、1角手前でヴェルトライゼンデとキラーアビリティに挟まれるかたちでポジションを少し下げたのは痛かった。
あの不利がなければどうなったか?だが、いずれにしても終いの脚はもの凄かった。
この馬の力は示した。
⇒スターズオンアースの分析
3着は10番人気のダノンザキッド。
道中は先団4番手の外目を追走。
4角は3番手で直線に向き、直線は逃げ粘るジャックドールを必死に追うが、その差は詰まらない。
坂を上ってゴール前、あと一歩のところまで追いつめるが、外からのスターズオンアースの差し脚にクビ差屈して3着まで。
二千の距離を、この時計で3着に入った。
この馬も、ムラはあるが力もある。
⇒ダノンザキッドの分析
3番人気のヴェルトライゼンデは9着。
道中は中団、8番手の外目を追走。
4角も8番手の外で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。
この馬は2回走って(馬券圏内)1回休み(馬券圏外)のローテがこれで4回目。
単なる偶然だろうが、ムラっぽいことだけは確か。
⇒ヴェルトライゼンデの分析