結果

2023年 2月12日(日)

第57回 共同通信杯(G3)

東京競馬場 芝1800m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ファントムシーフ 1.47.0 3-2-2(先行) 34.0
タッチウッド 1  1/4 5-1-1(逃げ) 34.3
ダノンザタイガー クビ 5-6-6(中団) 33.6

レースの上り:34.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.47.0 34.1 12.9 11.1 11.3 12.4 12.8 12.4 11.3 11.3 11.5
過去平均 1.47.28 34.2 12.9 11.5 12.0 12.3 12.3 12.2 11.6 11.1 11.5
-0.1 0.0 -0.4 -0.7 0.1 0.5 0.2 -0.3 0.2 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

序盤はタッチウッドがかかり気味にファントムシーフからハナを奪うなどで、かなり速めのラップで入っている。

中盤のLap5の区間で息は入るものの、残り600mからは11.3-11.3-11.5のラップでまとめられた。

例年なら前の2頭がゴール前でバテ気味で、ダノンザタイガーが差し切るかたちなのだろうが、それを許さなかった前の2頭。

例年の瞬発力特化型の「共同通信杯」とは違って、今年はスピードの持続力とスタミナが試された「共同通信杯」ではなかったか。


回顧

1着は3番人気のファントムシーフ。

スタートよく飛び出して、内からハナを主張するキョウエイブリッサを制して先頭に立つ。

しかしその外からかかり気味にタッチウッドが追い抜いて行き、ファントムシーフは控えて2番手追走。

4角も2番手で直線に向き、直線は逃げ粘るタッチウッドを1馬身差でしっかりと追走。

坂を上って残り200m、ゴール前でタッチウッドがやや甘くなったところをしっかり交わしてゴール。

中盤で少し緩んだものの、残り600mはほぼ11.3秒のラップで押し通していたのではないか?

序盤の速いラップを考慮に入れても、SPの持続力とスタミナに秀でていそうな走り。

ファントムシーフの分析

 

2着は5番人気のタッチウッド。

スタートで出遅れるも、二の脚で先団に取り付いて、かかり気味ではあったが結局はハナを奪ってしまう。

中盤で溜めて、4角も先頭で直線に向くと、直線は坂を上ってゴール手前まで見事な粘り。

さすがにゴール前は甘くなったが、ダノンザタイガーにはクビ差で抜かせない粘り。

新馬戦は6馬身差の圧勝劇。

この馬もこの先楽しみ。

タッチウッドの分析

 

3着は1番人気のダノンザタイガー。

道中は中団6番手の内目。

4角も6番手の内目で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、出すところ出すところ進路が狭くなって、小刻みに左右に振れていた感じ。

不利というより、鞍上もコメントしているように、まだ動き切れていない感じ。

しかしここまで、終いは確実に繰り出してきているので、この先一皮剥ければ面白い存在。

ダノンザタイガーの分析