2022年9月18日【ローズS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、パーソナルハイの好走パターンを分析。
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パーソナルハイの距離適性
パーソナルハイはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(0-1-0-3)
- 芝1800m(0-0-0-1)
- 芝2000m(1-2-0-1)
- 芝2400m(0-0-0-1)
2000mは3連対しているが、ペースは緩い。
パーソナルハイの脚質
逃げて1勝2着が2回。
ただし、力で押し切ったというよりもスローの前残りに近い展開。
差す競馬では「桜花賞」で0.2差の6着はあるが、それも最短コースを通ってのもの。
ここまでではまだ、強さの片りんが見えてこない。
パーソナルハイのコース適正
パーソナルハイの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(0-0-0-1)
- 東京(0-2-0-1)
- 中山(0-0-0-1)
- 中京(1-0-0-1)
- 京都(未)
- 阪神(0-0-0-2)
- 小倉(0-1-0-0)
コースの巧拙はまだよく分からない。
パーソナルハイの持ち時計(ベストタイム)
パーソナルハイの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.33.1 6着(阪神)
- 芝1800m:1.49.2 6着(中山)
- 芝2000m:2.00.5 2着(東京)
- 芝2400m:2.26.4 16着(東京)
千六の6着は不利がなければという競馬だけに、速い時計の対応に関してはまだ未知数。
パーソナルハイの重馬場適正
パーソナルハイの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(未)
- 重(未)
- 不良(未)
パーソナルハイの鉄砲実績(休み明け)
パーソナルハイの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-0-0-2)
叩いてからは;
- 2戦目(0-0-0-1)
- 3戦目(0-1-0-0)
- 4戦目(0-0-0-1)
- 5戦目~(未)
パーソナルハイのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(1-2-0-2)
- 中3~5週(0-0-0-1)
- 中6~8週(0-1-0-0)
間隔は詰めて使っても問題ない。
パーソナルハイの枠順適正
パーソナルハイの馬番別着度数は;
- 1~4番(1-2-0-4)
- 5~9番(0-1-0-0)
- 10~14番(0-0-0-1)
- 15~18番(0-0-0-1)
ここまでは枠順には恵まれている感じ。
パーソナルハイの頭数別着度数
パーソナルハイの走りに出走頭数の多い少いは影響しているか?
- 8頭以下(未)
- 9~13頭(1-2-0-1)
- 14頭以上(0-1-0-5)
他馬に怯むというコメントも見られたが、「桜花賞」の走りを見る限りでは大丈夫そう。
パーソナルハイの斤量別着度数
- 54キロ(1-3-0-4)
- 55キロ(0-0-0-2)
パーソナルハイの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-0-1)
- 3~5月(春):(0-1-0-3)
- 6~8月(夏):(0-1-0-1)
- 9~11月(秋):(1-1-0-1)
パーソナルハイの好走体重
3着以内の体重は;
- 456~470キロ
パーソナルハイの血統背景
父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。
母の父はシティジップ(ミスプロ系)。
シティジップは米国で走り、ダートのG1を1勝。主要距離はダートの短距離。
パーソナルハイの近走
22/4/10 桜花賞(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:6着(1.33.1・0.2差)
騎手:吉田豊(55キロ)
道中は中団8番手の最内。
4角も9番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目をスルスルと伸びてきたが、坂の上りでピンハイに馬体を強くぶつけられる不利があった。
それでも怯むことなくそこからもさらに食らいついて行って0.2差の6着。
スムーズなら、1、2着はなかったと思うが、3着があったかなかったかと言ったところ。
ただし、道中はインぴったりの最短コースを通っており、位置取りの恩恵を受けていた感はある。
22/4/24 フローラS(G2)
東京 芝2000m 良
着順:2着(2.00.5・0.1差)
騎手:吉田豊(54キロ)
2枠3番からの逃げ。
道中は後続を離して逃げているように見えるが、ペースとしえは速くはない。
中盤から後半にかけてはむしろ遅いぐらい。
まさにマイペースの逃げで直線に向き、ゴール前までしっかり粘れたのもうなずける。
中2週で「桜花賞」に参戦して0.2差の6着。
そしてそこから中1週でここ。
強行ローテを考えると、よく走ってはいる。
22/5/22 優駿牝馬(G1)
東京 芝2400m 良
着順:16着(2.26.4・2.5差)
騎手:吉田豊(55キロ)
【レース前寸評】
典型的な逃げ馬がいないだけに、ここは逃げるか?
東京コースの長い直線を粘りきれるとは思えないが、前にいれば何が起こるか分からない。
【結果】
道中2番手追走から4角も2番手で直線に向くが、直線は坂の上りで一杯。
2400mは長そう。
22/9/18 ローズS(G2)
中京 芝2000m 良
着順:11着(2.00.9・2.4差)
騎手:吉田豊(54キロ)
【レース前寸評】
道中のペースが流れると、この馬も不安。
【結果】
3枠4番からハナへ。
4角も先頭で直線に向くが、直線入口では早くもラリュエルに交わされて、坂下ではもう脚は残っていなかった。
この馬にとっては時計が速すぎたこともあるが、まだこのクラスの力はない。
距離も、千六あたりがちょうどいいのではないか?