結果
2023年 5月27日(土)
第6回 葵S(G3)
京都競馬場 芝1200m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | モズメイメイ | 1.07.1 | 1-1(逃げ) | 33.2 |
② | ルガル | 1/2 | 6-5(中団前) | 32.7 |
③ | ビッグシーザー | クビ | 4-4(先行) | 33.0 |
レースの上り:33.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.07.1 | 33.2 | 12.4 | 10.8 | 10.7 | 10.8 | 10.9 | 11.5 |
過去平均 | 1.08.03 | 34.2 | 12.2 | 10.7 | 10.9 | 11.1 | 11.2 | 11.9 |
差 | -1.0 | 0.2 | 0.1 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | -0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去3走))
走破時計がかなり速いが、これはコース替わりも含めて、馬場状態が絶好のコンディションだったことに起因しているのだと思う。
最初の400mは上りもあるが、Lap3からは下って行ってあとは平坦。
馬場状態さえよければこれくらいの時計が出ても不思議ではない。
3着以内の馬も、ロケットスタートを決めた勝ち馬と、道中最短コースを通った最内1、2番枠の2頭。
上位に入った馬にはそれなりのアドバンテージがあったような印象。
しかし、SPの絶対値がなければ勝負にはならない。
前も止まらない馬場だっただけに、SPがあって前々で競馬ができた馬、内枠の馬が有利に競馬を進めた感じ。
回顧
1着は4番人気のモズメイメイ。
7枠15番の外枠から、もの凄いロケットスタートを決めて余裕でハナへ。
4角も後続に1馬身の差をつけて直線に向き、直線もその脚色は衰えず、ルガルの追撃を振り切ってゴール。
ちょっとあまり見かけないようなロケットスタートを決めた時点で、他馬とは1.5馬身のハンデがついていたようなものだろう。
それでも道中Lap2からLap5までは10秒台のラップで押し通したのだから、SPの絶対値は高そう。
初めての千二の距離だったが、千二がベストと考えていいだろう。
2着は2番人気のルガル。
1枠1番からスタートやや出遅れて、道中は中団の前、6番手の最内を追走。
4角は5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り200mからはジワジワと先頭との差を詰めて行ったが、半馬身届かずの2着。
出遅れがなければ際どかっただろうが、最内枠でなかったら3着以内もなかっただろう。
斤量も牝馬の勝ち馬とは1キロ差。
まだ力の全貌は見えてこない。
3着は1番人気のビッグシーザー。
1枠2番から道中は先団4番手の最内。
4角も4番手の最内で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り200mを過ぎても2番手で先頭を追うが、ゴール前でルガルに内をすくわれての3着。
確かな先行力とSPの持続力。
この距離では安定感がある。