2022年3月19日【ファルコンS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、オタルエバーの好走パターンを分析。
Contents
オタルエバーの距離適性
オタルエバーはこれまでに芝1400m~芝1600mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1400m(1-1-1-0)
- 芝1600m(1-0-1-1)
千六は上のクラスでは微妙。
オタルエバーの脚質
逃げて3着以内を外していないが、特に速いスピードがあるわけではない。
楽に逃がしてもらえると何とかなる、程度か?
切れる脚もなさそうで、現状ではオープンクラスでは苦戦しそう。
スローの前残り、もしくは上がりのかかるタフな展開からの底力。
オタルエバーのコース適正
オタルエバーの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(1-0-1-0)
- 東京(0-1-0-0)
- 中山(未)
- 中京(0-0-1-0)
- 京都(未)
- 阪神(1-0-0-1)
- 小倉(未)
オタルエバーの持ち時計(ベストタイム)
オタルエバーの持ち時計は次の通り;
- 芝1400m:1.21.3 3着(中京)
- 芝1600m:1.34.1 3着(新潟)
オタルエバーの重馬場適正
オタルエバーの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(0-0-1-0)
- 重(未)
- 不良(未)
道悪を含めたタフな展開で浮上しそう。
オタルエバーの鉄砲実績(休み明け)
オタルエバーの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-0-1-0)
叩いてからは;
- 2戦目(未)
- 3戦目(未)
- 4戦目(未)
- 5戦目~(未)
オタルエバーのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(未)
- 中3~5週(1-0-1-1)
- 中6~8週(0-1-0-0)
オタルエバーの枠順適正
オタルエバーの馬番別着度数は;
- 1~4番(2-0-0-0)
- 5~9番(0-1-1-1)
- 10~14番(0-0-1-0)
- 15~18番(未)
オタルエバーの斤量別着度数
- 54キロ(1-0-1-0)
- 55キロ(1-1-0-1)
- 56キロ(0-0-1-0)
オタルエバーの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-0-1)
- 3~5月(春):(0-0-1-0)
- 6~8月(夏):(1-0-1-0)
- 9~11月(秋):(1-1-0-0)
オタルエバーの好走体重
3着以内の体重は;
- 462~470キロ
オタルエバーの血統背景
父はリオンディーズ(ミスプロ系キングマンボ/朝日杯FS、弥生賞2着)。
母の父はリダウツチョイス(ND系デインヒル)。
リダウツチョイスは豪州で走り、芝のG1を4勝。主戦場は芝の短距離~マイル。
オタルエバーのここまでの走り
21/7/24 2歳新馬
新潟 芝1600m(外)良
着順:1着(1.34.6・-0.7差)
騎手:幸英明(54キロ)
2枠3番からハナへ。
4角も半馬身差の先頭で直線に向き、直線も脚色は衰えず、残り400mからは更に後続を突き放して、最後は4馬身差の圧勝。
走破時計も、新馬戦としてはそこそこ優秀。
21/8/29 新潟2歳S(G3)
新潟 芝1600m(外)良
着順:3着(1.34.1・0.3差)
騎手:幸英明(54キロ)
5枠6番からハナを主張。
4角も先頭で直線に向き、直線は馬場の悪いと思われた内側を避けて、馬場の3分どころを追い出してくる。
残り200mまでは粘っていたが、そこからは馬場の内を通って来たセリフォスに交わされて、ゴール前は外からアライバルにも交わされて3着。
今回も安定した逃げは見せたが、ゴール前で甘くなったのは距離か?
21/10/24 2歳1勝クラス
東京 芝1400m 良
着順:2着(1.21.9・クビ差)
騎手:石橋脩(55キロ)
5枠5番からハナへ。
4角も先頭で直線に向きリードは2馬身。
坂を上りきっても先頭をキープして、そのまま押し切るかに思えたが、ゴール前、あとわずかのところで、外から来たキミワクイーンにクビ差出られて2着。
よく走ってはいるが、詰めがいまいち。
21/11/21 秋明菊賞(2歳1勝クラス)
阪神 芝1400m(内)良
着順:1着(1.21.7・-0.3差)
騎手:幸英明(55キロ)
2枠2番からハナへ。
4角も1馬身ほどのリードを保って直線に向き、直線は追いすがるブレスレスリーを坂の上りで突き放してゴール。
最後の直線は急坂があった方が良いタイプかも。
21/12/19 朝日杯FS(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:12着(1.35.0・1.5差)
騎手:幸英明(55キロ)
スタート5分もハナには立てず、道中は中団の前、5番手追走。
4角も5番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、まったく伸びず12着。
ハナに立てないと脆いのか?
距離も長そう。
⇒2021年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧
22/3/19 ファルコンS(G3)
中京 芝1400m 稍重
着順:3着(1.21.3・0.4差)
騎手:幸英明(56キロ)
道中は中団の後ろ、13番手の外。
4角は11番手の外で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い出されるとグングン伸びて、残り200mでは先頭に立とうかというような勢いもあったが、ゴール前で甘くなって3着まで。
これまでとは違って後方からの競馬だが、今回はたまたま展開がはまったという感じ。
次走、NHKマイルカップ(G1)に向けて
次走は5月8日(日)、東京競馬場 芝1600m で行われる「NHKマイルカップ(G1)」。
逃げるにしても、終いを伸ばすにしても、ここでは力が足りないと思う。
⇒その他、NHKマイルカップ(G1)の出走馬を分析