結果

2022年 9月10日(日)

第7回 紫苑S(G3)

中山競馬場 芝2000m 良

2022年9月10日 中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
スタニングローズ 1.59.9 3-3-2-2(先行) 35.0
サウンドビバーチェ 1.59.9 クビ 1-1-1-1(逃げ) 35.1
ライラック 2.00.0 クビ 8-8-10-6(中団) 36.6

レースの上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.9 35.1 12.2 11.4 12.3 12.2 12.7 12.3 11.7 11.4 11.4 12.3
過去平均 1.58.80 34.6 12.2 11.1 12.1 12.2 12.7 12.0 11.9 11.6 11.5 11.5
0.5 0.0 0.3 0.2 0.0 0.0 0.3 -0.2 -0.2 -0.1 0.8

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中の流れは、序盤がゆるく、中盤に入ってもゆるいまま。

残り800mで徐々にペースが動き出してきたが、上りはさほど速くはならず。

結局行った行ったに近いかたち。

上りで35.1秒を要しているのだから、後方からの末脚がもっと伸びても良さそうなものだが、それもない。

この日の馬場はちょっと重かったのか? 他のレースを見ても、道中スローの流れでも速い上りを出している馬は見当たらなかった。

そうなれば、前に行ったもの勝ちの展開だが、パワー、底力系の馬が1、2着に入っているので、やはり当日は力の要る馬場だったんだと思う。

全体としては、走破時計も大したことはなく、レベルとしてはいまいちだった印象。


回顧

1着は1番人気のスタニングローズ。

大外12番枠から道中は2~3番手追走。

4角は先頭とは半馬身差の2番手で直線に向き、直線は逃げ粘るサウンドビバーチェを交わそうとするが、サウンドビバーチェもなかなか抜かせない。

最後まで激しい追い比べが続いたが、ゴール前、なんとかこれをクビ差交わしてのゴール。

馬場と展開に恵まれた勝利。

前走に続き、「強い」という印象はまだない。

スタニングローズの分析

 

2着は2番人気のサウンドビバーチェ。

8枠11番から逃げの手。

前半1000mの通過は60.8秒で、まずまずのマイペース。

4角も後続に半馬身差で直線に向き、直線もゴール前までしぶとく粘っていたが、最後の最後、クビ差交わされての2着。

距離に不安があったが、流れが緩かっただけに、まだなんとも言えない。

鞍上はコメントで「長い」。

サウンドビバーチェの分析

 

3着は6番人気のライラック。

道中は中団馬群の後ろ、8番手あたりで脚を溜める。

4角は6番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入るがクビ-クビ差の3着。

外々を回したことや、当日の馬場を考えると、あの脚が精一杯のようにも映るが、レースの最後の1ハロンは12.3秒を要しているのだから、ここは差し切ってこそ価値あり。

ライラックの分析

 

3番人気のサークルオブライフは4着。

スタートで出遅れて、道中は後方11番手を追走。

向正面中間あたりで外から順位を押し上げて、3角は5番手、4角は4番手で直線。

直線も懸命に前の2頭を追うが、その差は詰まらず、逆にゴール前ではライラックに交わされての4着。

出遅れはいただけないが、レース中盤から外々を回しつつ長くいい脚は使えている。

休み明けの-22キロの影響も少なからずあっただろう。

取りあえず力は示しているとは思う。

距離も二千なら持ちそうな雰囲気。

ひと叩きしての「本番」に期待。

サークルオブライフの分析