結果

2023年 1月29日(日)

第28回 シルクロードS(G3・ハンデ)

中京競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ナムラクレア 1.07.3 7-8(中団) 32.9
ファストフォース 4-5(好位) 33.1
マッドクール クビ 1-1(逃げ) 33.6

レースの上り:33.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.07.3 33.5 11.9 10.8 11.1 11.1 10.8 11.6 33.8 33.5
過去平均 1.07.65 34.3 11.9 10.4 11.1 11.2 11.2 11.9 33.4 34.3
-0.8 0.0 0.4 0.0 -0.1 -0.4 -0.3 0.4 -0.8

 

過去平均は、「高松宮記念(G1)」の過去4走の良馬場平均。

Bコースの1週目ということもあるが、時計は速い。

前半ゆっくり目に入って、後半は瞬発力勝負の展開になった。

坂の上りで10.8秒、最後の200mも11.6秒で駆け抜けて、上り3Fは33.5秒。

しかし、前後半のペースバランスは-0.3秒なので、道中の流れはスローということではなかった。

そこそこのSP持続力と終いのキレが求められたレース。

加えて、上位1、2着馬は軽ハンデ馬ではなく、ある程度の斤量を背負っていた馬だった。

これらのことを考慮に入れても、今年の「シルクロードS」は、まずまず評価のできる内容だったのではないか。


回顧

1着は2番人気のナムラクレア。

道中は中団7番手を追走。

4角も中団8番手の内目で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入り、逃げ粘るマッドクールを懸命に追うが、坂の頂上でもその差は詰まらず。

しかしゴール前でマッドクールがやや甘くなったところをしっかり差し切ってゴール。

このメンツならこれくらいはやれて当然の馬だが、ハンデ56.5キロで勝ち切ったのは大きい。

ナムラクレアの分析

 

2着は10番人気のファストフォース。

道中は好位の4番手追走。

4角は5番手の中で直線に向き、直線はナムラクレアと一緒に伸びてきて、逃げ粘るマッドクールを追うが、ナムラクレアにはキレ負け。

マッドクールを交わしたところがゴール。

ナムラクレアとの斤量が1キロ差だけに、この頭差の2着は惜敗とは言えない。

この馬の場合はキレ味勝負になるとわずかに後手。

ファストフォースの分析

 

3着は1番人気のマッドクール。

5枠8番からスタートが決まって逃げの手に出た。

前半600mの通過が33.8秒なので、そこそこゆったり目のラップと見ていい。

4角も先頭で直線に向き、直線は坂の頂上でもまだ先頭でそのまま押し切りを計るが、ゴール前、わずかに甘くなって2頭に交わされた。

斤量も56キロなので、この流れなら押し切りたいところだったが、昇級初戦の重賞としてはまずまずか。

 

3番人気のトウシンマカオは4着。

大外15番から道中は中団のやや後ろ、9番手の外を追走。

4角は10番手の外目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入るが、前との差は詰まらないまま。

大外枠から終始外々を回り、中8週で+12キロの体重、58.5キロの斤量など、敗因はいくらか考えられる。

トウシンマカオの分析