結果
2023年 4月1日(土)
第55回ダービー卿チャレンジT(G3・ハンデ)
中山 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | インダストリア | 1.33.2 | 7-6-6(中団前) | 33.4 |
② | ジャスティンカフェ | 3/4 | 9-8-7(中団) | 33.4 |
③ | ゾンニッヒ | 1/2 | 3-4-4(中団前) | 33.7 |
レースの上り:34.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.33.2 | 34.1 | 12.4 | 11.3 | 11.7 | 11.8 | 11.9 | 11.6 | 11.3 | 11.2 |
過去平均 | 1.32.32 | 35.3 | 12.3 | 10.9 | 11.1 | 11.2 | 11.5 | 11.6 | 11.8 | 11.9 |
差 | -1.2 | 0.1 | 0.4 | 0.6 | 0.6 | 0.4 | 0.0 | -0.5 | -0.7 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
かなり緩めのペースからの上り勝負。
緩めのペースながら前に行った組があまり残れていないのは、前に行った組のほとんどが近走元気がないにも関わらず、重いハンデを背負った馬、しかも内目が伸びない馬場だったことが遠因にあるだろう。
前が伸びず、繰り上がり的に届いてきた中団前からの差し馬が1~3着。
レースのレベルとしてはあまり高くはない印象。
回顧
1着は3番人気のインダストリア。
道中は中団馬群のやや前、6番手の外目を追走。
4角も6番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計って、坂の上りで先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
外差しが効く馬場が有利に働いた。
ハンデも手ごろで、展開も向いた。
⇒インダストリアの分析
2着は2番人気のジャスティンカフェ。
道中は中団8番手を追走、前に勝ったインダストリアを見る位置取り。
4角も7番手の外目で直線に向いて、直線は馬群の外目を、勝ったインダストリアの直後から追い上げてくるが、インダストリアとの差は詰め切れず。
しかし勝ち馬と斤量2キロ差なら負けて強しの内容。
道中は珍しく良いポジションが取れた。
あのポジションさえ取れれば、終いの脚が生きてくるのだが・・・。
⇒ジャスティンカフェの分析
3着は5番人気のゾンニッヒ。
大外16番からしっかり前につけて、道中は中団の前、4番手を追走。
4角も4番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計り、坂の上りでは先頭をうかがう構えだったが、外から1、2着の差し脚に抗いきれずに3着まで。
大外から前目にポジションを取ってよく頑張ったが、最後はキレ負け。
マカヒキの甥で、このクラスでもそこそこやれるところは示したが、この3着だけではまだなんとも言えない。
1番人気のレッドモンレーヴは7着。
スタートで大きく出遅れて、道中は後方14番手。
4角も後方14番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、0.4差の7着まで。
上りはメンバー最速の33.0秒の脚で追い上げてはきたが、レース自体がスローの上り勝負になっただけに届くはずもなかった。
今回の展開なら、出遅れさえなければほぼ間違いなく勝っていただろう。
超良血の4歳、今後の成長力に期待。