結果

2022年 4月2日(土)

第54回 ダービー卿チャレンジT(G3・ハンデ)

中山 芝1600m 良

4月2日(土)中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
タイムトゥヘヴン 1.32.3 15-14-14(後方) 33.1
フォルコメン 1.32.3 14-14-11(後方) 33.1
ダーリントンホール 1.32.5 3/4 8-6-7(中団) 34.3

レースの上り:35.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.3 35.2 12.2 10.9 11.1 11.3 11.6 11.7 11.8 11.7
過去平均 1.32.42 35.1 12.3 11.0 11.2 11.3 11.4 11.4 11.8 11.9
0.1 -0.1 -0.1 -0.1 0.0 0.2 0.3 0.0 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は例年よりやや速めのラップを刻んでいるが、これは離して逃げたリフレイムとそれに続いたトーラスジェミニまでのラップ。

3番手以降は例年通りと言った感じではなかったか。

そして、例年息が入らないLap4、Lap5の区間でひと息入っているが、これも前2頭までのラップ。

後続はここで前半と同じようなペースで先頭との差を詰めて行き、4角はほぼ一団となって直線に向く。

レース全体としては、例年通りの11秒台前半から中盤を貫き通すスピード持続力が求められるレースだったように思うが、当日の馬場が外差しが効く馬場だっただけに、結果としては、道中後方で脚を溜めて、直線で外に進路を取った比較的ハンデの軽い馬が1、2着に入った。


回顧

1着は11番人気のタイムトゥヘヴン。

道中は後ろから3頭目の後方14番手の内。

4角も14番手で直線に向くと、直線は馬群の大外に進路を取って追い上げて来る。

坂下ではまだ後方だったが、坂の上りで一気に突き抜けて頭まで。

外差し馬場と55キロのハンデも効いただろう。

タイムトゥヘヴンの分析

 

2着は12番人気のフォルコメン。

道中は後ろから3頭目、後方14番手の外。

4角は11番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂下で先頭を射程圏に入れて、坂の上りで一気に交わしにかかったが、ゴール前、さらに外から差し込んできた勝ち馬に頭差交わされての2着。

この馬も、外差し馬場と54キロのハンデが効いた感じ。

いつもとは違う脚質での2着だが、これが次も通用する保証はない。

フォルコメンの分析

 

3着は1番人気のダーリントンホール。

道中は中団8番手。

4角も中団7番手で直線。

直線は馬群の中ほどから追い上げに入り、ジワジワと先頭との差を詰めては来たが、外差しの2頭には及ばずの3着。

切れる脚がない割にはそこそこ踏ん張ったのではないか。

調子は確実に上向き。

今後は適コースでの活躍に期待が持てそう。

ダーリントンホールの分析

 

2番人気のグラティアスは4着。

道中は中団の前、5番手あたりを追走。

3~4角で順位を上げて、4角は3番手で直線。

直線は坂の上りで先頭に立ったが、ゴール前で外差しの2頭、そしてダーリントンホールにも交わされて4着。

外差しの2頭に交わされたのは仕方ないとして、ダーリントンホールにも交わされたのはいただけない。

依然としてつかみどころのない馬。

グラティアスの分析

 

3番人気のリフレイムは15着。

3枠6番からハナを切り、やや速めのラップで軽快に飛ばしていたが、坂の上りで後続に呑み込まれた。

いくら53キロのハンデでも、あのペースで最後まで粘りきる力はまだないだろう。

リフレイムの分析