2021年7月4日【CBC賞】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、メイショウチタンの好走パターンを分析。
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メイショウチタンの距離適性
メイショウチタンはこれまでに芝1200m~芝1600mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1200m(0-0-0-5)
- 芝1400m(4-1-1-5)
- 芝1500m(0-0-1-0)
- 芝1600m(0-0-0-4)
ベストは1400mだが、1200mも慣れてくれば走ってきそう。
1600mはペースが遅すぎて道中引っかかる。
メイショウチタンの脚質
先行押し切り。
そこそこのスピード勝負にも対応できる。
スピードはあるが引っかかる不安は常にある。
緩い流れでは前に壁を作ってレースを進めたい。
ゴール前のキレと言う点ではイマイチなので、あまり道中の順位を下げたくはない。
かと言って前に出し過ぎると道中力んで終いに響く。
ここらへんが難しいところのようだが、うまく噛み合えば、芝1200~1400mならOPクラスでもそこそこ走りそう。
メイショウチタンのコース適正
メイショウチタンの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(0-0-1-0)
- 函館(0-0-0-2)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(0-0-0-1)
- 中山(0-0-0-1)
- 中京(1-0-1-1)
- 京都(0-0-0-2)
- 阪神(3-1-0-5)
- 小倉(0-0-0-2)
阪神巧者。ホームグラウンドは阪神芝1400m。
メイショウチタンの持ち時計(ベストタイム)
メイショウチタンの持ち時計は次の通り;
- 芝1200m:1.07.3 12着(小倉)
- 芝1400m:1.19.5 3着(中京)
- 芝1600m:1.33.4 8着(中山)
1400m以下ならスピード勝負でも対応できそう。
メイショウチタンの重馬場適正
メイショウチタンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-0-0)
- 重(1-0-0-0)
- 不良(0-0-0-1)
重馬場で勝ち鞍はあるが、メンバーレベル、走破時計ともにレベルは低かった。
道悪、荒れた馬場はあまり得意ではないような印象。
メイショウチタンの鉄砲実績(休み明け)
メイショウチタンの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-0-0-2)
叩いてからは;
- 2戦目(1-0-0-1)
- 3戦目(0-1-0-1)
- 4戦目(1-0-0-1)
- 5戦目~(2-0-1-7)
現状のデータでは、叩き良化型と言うことになる。
メイショウチタンの枠順適正
メイショウチタンの枠番別着度数は;
- 1~4番(0-0-1-4)
- 5~9番(2-0-1-6)
- 10~14番(2-0-0-3)
- 15~18番(0-0-0-1)
メイショウチタンの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-1-0-3)
- 3~5月(春):(1-0-1-4)
- 6~8月(夏):(1-0-1-4)
- 9~11月(秋):(1-0-0-3)
メイショウチタンの斤量別着度数
- 53キロ(1-0-0-1)
- 54キロ(1-0-2-6)
- 55キロ(1-0-0-3)
- 56キロ(1-1-0-3)
- 57キロ(0-0-0-1)
メイショウチタンの好走体重
3着以内の体重は;
- 456~472キロ
メイショウチタンの血統背景
父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ/スプリンターズS連覇、高松宮記念、安田記念、香港スプリント連覇)。)。
母の父は1997年の「朝日杯3歳S(G1)」2着、1998年の「スプリンターズS(G1)」1着のマイネルラヴ(ミスプロ系)
メイショウチタンの近走
21/2/26 阪急杯(G3)
阪神 芝1400m 良
着順:6着(1.19.6・0.6差)
騎手:幸英明(56キロ)
道中は中団。
4角も中団の7番手で直線に向き、直線は馬群の中から追い上げてくるが、前との差は詰まらず6着まで。
しかし2着のミッキーブリランテとは0.3差。
勝ったのはレシステンシアでタイムはレコード。
古馬重賞初挑戦としては頑張った方だろう。
21/4/3 ダービー卿CT(G3・ハンデ)
中山 芝1600m 良
着順:8着(1.33.4・0.8差)
騎手:津村明秀(54キロ)
スタート良く道中は3~4番手。
しかしジョッキーの手綱は抑え加減。
4角も3番手で直線に向くが、直線では見せ場なく後退。
千六はやはりペースが合わないみたい。
21/5/9 鞍馬S
中京 芝1200m 良
着順:4着(1.07.7・0.6差)
騎手:高倉稜(56キロ)
道中は中団の前、6番手あたり。
4角も6番手の内で直線に向くと、直線は馬場の最内をスルスルと抜け出してくるが、4着まで。
久々の千二で道中の位置取りが少し後ろになったが、それでもしぶとく追い上げて掲示板は確保。
調子は良さそう。
21/5/30 安土城S(L・ハンデ)
中京 芝1400m 良
着順:3着(1.19.5・0.3差)
騎手:泉谷楓真(54キロ)
スタート良く道中は3番手。
4角も3番手で直線に向くと、直線はでは坂を上りきったあたりで先頭を窺うかまえ。
しかしそこから、外からきたクリノガウディーに一気に交わされると、ゴール前はシヴァージにも交わされて3着。
最後は切れ負けしたものの、前傾のハイラップを3番手からよく粘った。
21/7/4 CBC賞(G3・ハンデ)
小倉 芝1200m 良
着順:12着(1.07.3・1.3差)
騎手:松若風馬(54キロ)
道中は先団2~3番手につけるが、位置取りは内ラチから馬4頭分ほど外。
終始外々を回り、4角も3番手の外で直線に向くが、直線ではもう脚が残っていなかった感じ。
ハイペースを先団の外目を回ったことでスタミナをかなりロスさせてしまったのだろう。
次走、セントウルS(G2)に向けて
次走は9月12日(日)、中京競馬場 芝1200mで行われる「セントウルS(G2)」。
まだこのクラスでは少し足りない感じ。