結果

2023年 2月12日(日)

第116回 京都記念(G2)

阪神競馬場 芝2200m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ドウデュース 1.10.9 11-11-8-6(中団) 34.0
マテンロウレオ 3 1/2 5-5-8-9(中団) 34.5
プラダリア クビ 1-1(中団前) 34.9

レースの上り:34.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.10.9 34.5 12.5 10.9 11.2 12.3 12.6 12.4 12.3 12.2 11.6 11.3 11.6
過去平均 2.10.47 35.4 12.5 11.0 11.4 12.3 12.1 12.1 12.1 11.6 11.6 11.6 12.2
-0.9 0.0 -0.1 -0.2 0.0 0.5 0.3 0.2 0.6 0.0 -0.3 -0.6

(※過去平均=宝塚記念(G1)の良馬場平均過去3走)

宝塚記念との比較になるので、やや厳しめにはなるが、阪神の開幕週の馬場ということを踏まえると、比較対象としては丁度よさそう。

道中のラップの推移を見ると、中盤でそこそこ緩くなっていることは確か。

前半は中団より後ろで脚を溜めていたドウデュースにとっては、苦もなく後半は前目に進出できた。

そして最後の直線で自慢の末脚を繰り出しての抜け出し。

前後半のペースバランス的にはミドルペースだが、道中の展開としては中だるみのスローで、3角では先頭から最後方までが8馬身くらいにぎゅっと詰まっていたことからも、スローのヨーイドン的な、最後の3Fは瞬発力に秀でた馬が有利だったことがうかがえる。

ドウデュースの強さだけが目立ったレースとなったが、レースのレベル的にはどうか?


回顧

1着は1番人気のドウデュース。

外枠12番から、前半は後方11番手を追走。

後半の3角を過ぎたあたりから外目を通って進出を開始して、4角は6番手の外で直線。

直線では坂下ではすでに先頭に立って、坂の上りで後続を一気に突き放しての圧勝。

まあ強い競馬ではあったが、他が弱すぎたような感じも少しはする。

ドウデュースの分析

 

2着は6番人気のマテンロウレオ。

最内1番枠から前半は中団の前、5番手の最内を追走。

3~4角は内でじっとして動かず、4角は9番手の最内で直線。

直線は馬場の最内から追い上げに入り、坂の上りで先団を一気に交わして2着に入った。

道中から4角まで最内でじっとしていた分、最後の坂で弾けた感じ。

ドウデュースとは2キロ、プラダリアとは1キロ斤量が軽かっただけに、この2着も全面的に評価できるわけではない。

マテンロウレオの分析

 

3着は4番人気のプラダリア。

道中は中団の前、5番手の外を追走。

3~4角で外を回して順位を上げて、4角は2番手で直線。

直線はゴール前までは2番手で踏ん張っていたが、ゴール前で2着馬にクビ差交わされての3着。

道中通ったコースと斤量を考えると、2着馬とは力の差はないどころか、それ以上のような印象も受ける。

同じ4歳で斤量が1キロ重いドウデュースにこれだけ離されたのは展開が向かなかったせいだろう。

スローの切れ味勝負よりも、タフな競馬が合ってそう。

プラダリアの分析

 

2番人気のエフフォーリアは競争中止。

道中は先団2番手を追走。

3角も2番手で4角に向かうが、その途中で手ごたえがかなり怪しくなる。

4角は3番手で直線に向くが、直線ではズルズルと後退。

公式の発表では、競走中に疾病(心房細動)を発症したため決勝線手前で競走中止。

これがなければ、直線でドウデュースとの激しい叩き合いが見られたのか?

なんとも残念。

エフフォーリアの分析

 

3番人気のキラーアビリティは5着。

道中は先団4番手を追走。

4角は6番手で直線に向くが、直線では伸びずバテず。

前走は勝つには勝ったが内容的には今一歩。

G2のここではこんなものだろう。

キラーアビリティの分析