結果

第72回 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)18頭

阪神 芝1600m(外)良

クッション値:10.1(やや硬め)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ソダシ 1.33.1 5-4(中団前) 34.2
サトノレイナス 1.33.1 ハナ 9-8(中団) 33.9
ユーバーレーベン 1.33.2 クビ 15-14(後方) 33.6

レースの上り:34.4


 ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.1 34.4 12.4 10.8 11.7 11.9 11.9 11.2 11.4 11.8
過去平均 1.34.11 35.3 12.4 10.8 11.5 12.1 12.0 11.6 11.4 12.2
-0.9 0.0 0.0 0.2 -0.2 -0.1 -0.4 0.0 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去9走))

序盤は平均的なペースだが、中盤はやや速め。

そして上りはそこそこ速い。

走破時計の1.33.1は、昨年のレシステンシアの1.32.7には劣るものの、それでも過去10年では速い時計。

総じて平均的なペースだが、スピードの持続力と瞬発力の双方が求められたレースとなった。


回顧

1着は1番人気のソダシ。

道中は前目の4~5番手。

4角は4番手の内で直線。

直線を向いてすぐは、馬群に包まれるかたちになったが、すぐに前に進路ができると、そこをスッと突いて伸びて来た。

最後は内からサトノレイナス、外からはユーバーレーベンの猛追を凌いでハナの勝利。

白毛馬がG1レースに勝利した歴史的なレースとなったが、レース内容もかなりの好勝負。

速くても33秒台後半くらいが限界かと思っていたが、1.33.1での勝利には脱帽。

最後の抜かせない勝負根性も大したもの。

今後の活躍に大注目。

ソダシの分析

 

2着は2番人気のサトノレイナス。

道中はソダシの後ろをピッタリとマーク。

直線で交わせるとの判断だったのだろうが、追い出してからの反応が若干鈍く、その分最後に詰めきれなかった感じ。

サトノレイナスの分析

 

3着は6番人気のユーバーレーベン。

スタートは少し出遅れ気味だが、大きなロスにはならなかった。

道中は後方で脚を溜めて、4角14番手で直線に向くと、直線は馬場の外目からもの凄い追い上げを見せたがハナ-クビ差届かずの3着。

「札幌2歳S」ではソダシにクビ差迫っていたが、今回もそんな感じ。

終いは確実に繰り出してくるが、やはり課題はスタートか。

ユーバーレーベンの分析

 

3番人気のメイケイエールは4着。

道中は中団の後ろあたり。

武豊ジョッキーがガッチリと手綱を抑えている姿が印象的。

4角は大外を回して直線に入り、馬場の外目から伸びて来たときには、突き抜けるかと思われたが、やはり道中かかっていた分、最後が甘くなったのだろう。

メイケイエールの分析

 

4番人気のインフィナイトは14着。

道中は前目で競馬を進めるが、直線坂の途中で馬群に呑み込まれた。

これまでは不良馬場で2鞍。

良馬場が良くないと言う見方もあるが、レースのペース、追走速度の差に戸惑いがあったとも考えられる。

インフィナイトの分析