結果
2023年 1月5日(木)
第72回 中山金杯(G3・ハンデ)
中山競馬場 芝2000m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ラーグルフ | 2.00.2 | 7-7-5-5(中団前) | 35.4 |
② | クリノプレミアム | ハナ | 4-5-5-5(先行) | 35.4 |
③ | フェーングロッテン | 頭 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.9 |
レースの上り:35.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.00.2 | 35.9 | 12.8 | 10.6 | 12.8 | 12.1 | 12.3 | 11.8 | 11.9 | 12.0 | 11.4 | 12.5 |
過去平均 | 1.59.90 | 35.5 | 12.5 | 11.2 | 13.0 | 12.0 | 12.4 | 11.7 | 11.6 | 11.6 | 11.5 | 12.4 |
差 | 0.4 | 0.3 | -0.6 | -0.2 | 0.1 | -0.1 | 0.1 | 0.3 | 0.4 | -0.1 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
序盤で若干速いラップもあるが、全体的には落ち着いた流れ。
後半も一気に加速するのは残り400mを切ってから。
そこまであまり絡まれずに、フェーングロッテンがぎりぎりまでマイペースの逃げを打っているので、レースの上りも35.9秒とややかかりぎみ。
残り400mからはしっかり-0.6秒の加速を見せているので、Lap8の12.0秒のラップは溜めていたものと思われる。
そういう落ち着いた流れなので、前目にポジションを取っていた馬が有利な展開。
中団あたりかそれ以下から脚を伸ばそうとした差し馬には若干きつい流れになった。
全体的には、そんなに内容のあるレースではなかったように思う。
回顧
1着は1番人気のラーグルフ。
道中は中団のやや前目、7番手を追走。
4角は5番手の外目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、坂下では逃げ粘るフェーングロッテンを射程圏にとらえるが、フェーングロッテンもなかなかしぶとく勝負はゴール前までもつれたが、最後はハナ-頭差先んじたラーグルフの勝利。
この流れなら、最後はスパッと切れないと評価は難しいが、この馬にはスパッと切れる脚はない。
しかしそれだけ逃げ馬に余力があったという見方もできる。
いずれにしても「連勝」したということは評価に値する。
⇒ラーグルフの分析
2着は7番人気のクリノプレミアム。
道中は中団の前、5番手の最内を追走。
4角は5番手の外目に出して直線に向き、直線は先に抜け出していたラーグルフめがけて追い出してくるが、ゴール前、ハナ差届かずの2着。
これくらいの流れでこの上りだと、前目でしっかりと残ってくる馬。
⇒クリノプレミアムの分析
3着は2番人気のフェーングロッテン。
3枠5番からハナへ。
そこそこ落ち着いた流れに持ち込んで、後半も残り400mまでスパートせずに、残り400mから追い出しにかかって、ハナ-頭差の3着に粘った。
他馬にあまり絡まれなかったのもよかったのだろう。
⇒フェーングロッテンの分析
3番人気のマテンロウレオは5着。
スタート出遅れて、道中は中団のやや後ろ、10番手の内目を追走。
4角は9番手の中ほどで直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入るが0.1差の5着まで。
出遅れがなければ勝ち負けに加われていた可能性は高い。
57.5キロのハンデを背負ってよく走ってはいるが、評価を上げるような内容でもない。
⇒マテンロウレオの分析