結果
2023年 6月3日(土)
第76回 鳴尾記念(G3)
阪神競馬場 芝2000m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ボッケリーニ | 1.59.1 | 8-9-4-3(中団) | 35.3 |
② | フェーングロッテン | クビ | 1-1-1-1(逃げ) | 35.7 |
③ | アドマイヤハダル | クビ | 5-4-4-5(先行) | 35.4 |
レースの上り:35.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.59.1 | 35.6 | 12.7 | 11.2 | 11.9 | 11.9 | 11.9 | 12.1 | 11.8 | 11.5 | 11.8 | 12.3 |
過去平均 | 1.58.78 | 35.2 | 12.4 | 11.2 | 12.3 | 12.1 | 11.9 | 12.0 | 11.7 | 11.6 | 11.5 | 12.1 |
差 | 0.4 | 0.3 | 0.0 | -0.4 | -0.2 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | -0.1 | 0.3 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中は特別速くもなく、特別遅くもない平均ペースだが、前半は終始12秒を切るラップを刻んでいたことから、上りの3Fは少しかかって35.6秒。
最後はSPの持続力に加えて、底力も必要な展開に。
しかし開幕週ということで、前有利は変わらず。
道中前々にいて、SP持続力と底力を持った馬が上位に入った。
回顧
1着は5番人気のボッケリーニ。
前半は中団のやや後ろ、9番手あたりを追走していたが、3角あたりで進出を開始し、3角4番手、4角は3番手の外で直線。
直線では早々に先頭に立ち、あとはそのまま押し切ってゴール。
前が止まらない馬場だっただけに、早めに動いたのが良かった。
このクラスの持続力勝負ならまだ力は出せる。
⇒ボッケリーニの分析
2着は3番人気のフェーングロッテン。
3枠4番からハナへ。
前半1000mの通過は59.6秒とまずまずのペース。
4角も先頭で直線に向き、直線は馬場の内目から粘り込みを計るが、直線早々にボッケリーニに捉えられた。
しかしその後もズルズルとは行かず、ゴール前ではもうひと伸びする場面もあった。
上りがそこそこかかったことで自慢の底力を発揮できた。
⇒フェーングロッテンの分析
3着は6番人気のアドマイヤハダル。
道中は中団の前、4~5番手を追走。
4角も5番手で直線に向き、直線は勝ち馬の直後から追い上げに入り、坂の上りでビュンと伸びた。
この馬も持続力と底力勝負なら強い。
⇒アドマイヤハダルの分析
1番人気のソーヴァリアントは12着。
道中は先団2番手を追走。
4角は3番手で直線に向くが、坂下で脚色が鈍り、あとはズルズルと後退。
前々走は同コース同距離で強い競馬をしているので、これが実力ではないのは当然だが、5歳になってからは良いところなし。
復活するのか? このまま消えるのか?
⇒ソーヴァリアントの分析
2番人気のマリアエレーナは5着。
道中は先団2番手の内。
4角も2番手の内で直線に向き、直線も坂下までは先頭に食らいついていたが、坂の上りで脚色が鈍った。
紅一点でよく頑張ってはいるが、この流れだと急坂が持たないのだろう。
⇒マリアエレーナの分析