結果

2023年 8月13日(日)

第58回 関屋記念(G3)

新潟競馬場 芝1600m(外)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
アヴェラーレ 1.32.1 8-8(中団) 32.8
ディヴィーナ 3/4 4-4(先行) 33.2
ラインベック ハナ 4-4(先行) 33.2

レースの上り:33.8秒


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.1 33.8 12.4 10.8 11.3 12.0 11.8 11.1 11.1 11.6
過去平均 1.32.34 34.5 12.5 10.9 11.4 11.6 11.5 11.4 11.1 12.1
-0.7 -0.1 -0.1 -0.1 0.4 0.3 -0.3 0.0 -0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

3~4角でセルバーグが少し離して逃げたため、2番手以降は控えるかたちをとったのではないか。

しかし実はセルバーグのラップ自体もそんなに速くはなかった。

そんな感じの道中で、ペース自体は中だるみのスロー。

スローにしては馬群がやや縦長になったため、いくら速い脚を持っていても、中団より後ろでは届かない。

また、道中前目にいても、最後はそれなりのキレがないと対応できないレース。

総じて前有利の展開だが、中団に控えた終いを持った勝ち馬が、長い直線で切れ味の差を示した。


回顧

1着は4番人気のアヴェラーレ。

道中は中団8番手の最内を追走。

4角も8番手の内で直線に向くと、直線は馬群の内目から追い上げに入り、残り200mを切って進路を外に求めると、そこからは自慢の末脚一閃、ゴール前できっちりディヴィーナを差し切ってゴール。

直線で少し追い出しを待たされたが、今回は位置取りもよく、大事には至らなかった。

確実に繰り出せる末脚が武器だが、ペースが上がったときにどうか? という馬。

 

2着は2番人気のディヴィーナ。

道中は先団4番手の最内。

4角も4番手の最内で直線に向き、直線は残り200mの手前で先頭に立つが、ゴール前で勝ち馬の決め手に屈した。

この馬としては完璧な走り。

最後はさすがにキレ負け。

勝ち切るにはもう少し上りがかかって欲しい。

ディヴィーナの分析

 

3着は6番人気のラインベック。

外枠16番から果敢に前へ。道中は中団の前、4番手の外目。

4角も4番手の外目で直線に向き、直線は馬群の中ほどから前を追うが、いまいち先頭を捉えきれず、最後は勝ち馬に交わされての3着。

最後はキレ負け。

枠がもう少し内なら2着はあったかも、というのは違う。

多頭数だったので、外枠だったので3着までこれたのだと思う。

ラインベックの分析

 

1番人気のララクリスティーヌは9着。

道中は中団6番手を追走。

4角も6番手で直線に向いて、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、伸びを欠いての9着。

やはりこの馬、時計や上りが速くなると、このクラスでも対応が難しくなる感じ。

ララクリスティーヌの分析

 

3番人気のロータスランドは12着。

外枠14番から道中は3番手を追走。

4角も3番手で直線に向き、残り200mまでは先頭を窺う脚色だったが、残り200mを切ってからはズルズルと後退。

この馬も速い時計、軽い馬場は苦手なタイプ。

ロータスランドの分析