ライトクオンタムのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

ライトクオンタムの前走

23/1/8 シンザン記念(G3)

中京 芝1600m 良

着順:1着(1.33.7・-0.1差)

騎手:武豊(54キロ)

スタート出遅れて序盤は後方5番手を追走。

中盤追い上げて中位の後ろあたりをキープ。

4角は中位の後ろ5番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、ゴール前で逃げ粘るペースセッティングを1馬身交わしてゴール。

新馬戦からの一気のペースアップにもしっかり対応。

出遅れがなければもう少し楽に勝っていた可能性も高い。

なかなかのSP持続力、瞬発力を持っていそう。

2023年 シンザン記念(G3)のラップ分析&回顧

23/4/9 桜花賞(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:8着(1.32.9・0.8差)

騎手:武豊(55キロ)

1枠1番から、レース前半は頭を上げて力みがあった。

それでも道中は中団の少し前、8番手を追走し、4角も8番手の中で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。

敗因としては前半の力み、そして鞍上がコメントしているように多頭数の馬込みに戸惑った可能性もある。

力はありそうな馬だが、ちょっとまだ幼さがまさっているか?

2023年 桜花賞(G1)のラップ分析&回顧

23/5/21 優駿牝馬(オークス)(G1)

東京 芝2400m 良

着順:17着(2.27.1・4.0差)

騎手:田辺裕信(55キロ)

1枠2番からハナへ。

そこそこ締まった流れを作り、4角も先頭で直線に向くが、直線は坂の上りで一杯。

ペースが速かったこともあるが、やはり2400mは長いのだろう。

2023年 優駿牝馬(オークス・G1)のラップ分析&回顧


ライトクオンタムの脚質

新馬戦は逃げ切り勝ち、「シンザン記念」は中位からの差し脚で勝利した。

ディープ産駒だけに、瞬発力はある程度計算できそうだが、SPの持続力、スタミナもそこそこありそうな走り。


ライトクオンタムの血統背景

父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。

母はイルミナント

イルミナントは米国で走り、芝のG1(1800m)を1勝。

イルミナントの父はクオリティロード(ミスプロ系ゴーンウエスト)。

クオリティロードは米国で走り、ダートG1を4勝。主要距離は、ダートの8~9F(約1600~1800m)。

母方の4代前にはゴーンウエストとダンチヒ。

これが嵌れば、かなりのSP持続力が期待できるが、どうか?