結果

2023年 10月15日(日)

第28回 秋華賞(G1)

京都競馬場 芝2000m(内)稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
リバティアイランド 2.01.1 6-7-7-3(中団前) 33.6
マスクトディーヴァ 1 12-13-10-12(中団後ろ) 33.5
ハーパー 2 1/2 3-5-4-5(中団前) 34.3

レースの上り:34.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.01.1 34.0 12.2 11.1 13.1 13.0 12.5 12.9 12.3 11.6 11.0 11.4
過去平均 1.57.92 35.1 12.1 10.6 12.1 12.0 11.9 12.3 11.8 11.6 11.7 11.8
-1.1 0.1 0.5 1.0 1.0 0.6 0.6 0.5 0.0 -0.7 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

稍重の馬場だったとは言え、道中のペースは明らかに緩い。

13秒台が2度あり、それに次ぐ12.9秒が1回ある。

その分、上りの3Fは、過去の良馬場平均よりも1.1秒も速い34.0秒を計時。

今年の「秋華賞」は明らかにドスローの瞬発力勝負。

走破時計も、京都開催では過去20年を遡ってみても一番遅い。

レベルこそ低かったが、勝つべき馬がしっかりと勝った今年の「秋華賞」。

一つ付け加えるとするなら、最後の直線があと200m長かったら、絶対女王も2着馬に交わされていた可能性は高い。


回顧

1着は1番人気のリバティアイランド。

道中は中団の前目、好位の6~7番手、内から3列目を追走。

3角手前でスッと外に進路を取ると、3~4角では外を回して抜群の手応えで進出を開始し、4角3番手の外で直線に向く。

直線入口では早くも先頭に立ち、馬場の3~4分どころ軽快に飛ばし、残り200mを切ると完全に突き抜けてゴールイン。

スローのヨーイドンの展開で、道中前目につけて、好位抜け出しの横綱相撲を取られては、他の馬はなす術がない。

絶対女王のまさしく圧巻の勝利。

リバティアイランドの分析

 

2着は3番人気のマスクトディーヴァ。

道中は中団の後ろ、13番手あたり。

3~4角は馬群の中で、4角も馬群に包まれてちょっと窮屈な12番手の外で直線。

直線に向いてもちょっと前が詰まり気味で、進路を大外に取って進路を確保すると、そこからはもの凄い伸び脚で追い上げてくるが、1馬身届かずの2着。

4角スムーズなら・・・という競馬だが、このスローの流れの内回りコースで、好位抜け出しの絶対女王を捉えるのは、ちょっと難しかっただろう。

しかし、強烈な末脚はしっかりと示した。

展開次第、コース次第では今後の逆転はあるかも。

マスクトディーヴァの分析

 

3着は2番人気のハーパー。

道中は中団の前、4、5番手を追走。

4角も5番手で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入り、ジワジワとは伸びてはいたが、勝ち馬の脚とは比べるまでもなかった。

2着馬に2馬身半あけられての3着。4、5着馬にはハナ-クビ差。

3着馬以下は力の差はあまりない印象。

ハーパーの分析