結果
第66回 京王杯スプリングカップ(G2)
東京 芝1400m 良
クッション値:9.9(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ラウダシオン | 1.19.8 | 2-2(先行) | 33.5 | |
② | トゥラヴェスーラ | 1.19.8 | クビ | 13-14(後方) | 32.5 |
③ | カイザーミノル | 1.20.0 | 1 1/4 | 4-3(先行) | 33.5 |
レース上り:34.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | |
今走 | 1.19.8 | 34.3 | 12.1 | 10.9 | 11.3 | 11.2 | 11.0 | 11.5 | 11.8 |
過去平均 | 1.19.96 | 34.0 | 12.5 | 11.0 | 11.1 | 11.4 | 11.1 | 11.1 | 11.8 |
差 | 0.3 | -0.4 | -0.1 | 0.2 | -0.2 | -0.1 | 0.4 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中はビオグラフィーが4~5馬身離して逃げる大逃げ。
ラップの出方も若干速めだが、もの凄く速いと言うほどでもない。
ビオグラフィーは直線でもそこそこ粘り、捕まったのは残り200mは超えて、残り100mあたり。
なのでレースの上りも34.3秒かかってはいるが、道中2番手のラウダシオンの上りは33.5秒。
これらを合わせて考えれば、今年のこのレースは、逃げ馬以外は道中はスロー。
スローの前有利の展開に、後方で脚を溜めた2着馬が上り32.5秒の脚で突っ込んできた。
この2着馬の脚が2着に届いてしまうあたり、今年のこのレースのレベルが窺えそう。
回顧
1着は1番人気のラウダシオン。
道中は先頭からは4~5馬身離れた2番手追走。
直線は逃げ粘るビオグラフィーをジワジワと追い詰めて、残り100mあたりで捉えると、ゴール前はトゥラヴェスーラの強襲を凌ぎきってコール。
この馬にとってはそこそこ楽な展開ではなかったか。
この面子ならこれくらい走って当然の馬。
ゴール前迫られたのは斤量の分か。
⇒ラウダシオンの分析
2着は10番人気のトゥラヴェスーラ。
道中は後方13番手。
4角も14番手で直線に向くが、直線は馬群の中ほどからジワジワと伸びてきて、坂を上りきると、最後は進路を外に取って一気に伸びた。
千二の馬だと思っていたが、千四でも、上り最速の脚で弾けて見せた。
前走G1で0.2差の4着、調子が良いのだろう。
⇒トゥラヴェスーラの分析
3着は8番人気のカイザーミノル。
道中は先団3~4番手。
4角も3番手で直線に向くと、ラウダシオンと一緒に伸びてはくるが、捉えきれるほどの脚はなく、ゴール前はトゥラヴェスーラに交わされて3着。
ブリンカー着用で一変した馬だが、この馬の場合、もう少しペースが流れてくれた方が良かったかも。
⇒カイザーミノルの分析
2番人気のタイセイビジョンは12着。
外枠14番から道中は後方。
4角も12番手で直線に向くが、良い脚は出せずに12着。
意識的に後ろからの競馬をしたようだが、今のこの馬にキレを求めるのはいかがなものか?
⇒タイセイビジョンの分析
3番人気のエングレーバーは13着。
道中は先団5番手。
4角も5番手で直線に向くが、直線は坂の途中からズルズルと後退。
鞍上のコメントでは、道中右に張りっぱなしだったとのこと。
この馬、今後は左回りでは要注意。
⇒エングレーバーの分析