結果

2021年 10月31日(日)

第164回 天皇賞(秋)

東京競馬場 芝2000m 良

10月31日(日)東京競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
エフフォーリア 1.57.9 6-6-6(中団前) 33.2
コントレイル 1.58.0 1 9-8-8(中団) 33.0
グランアレグリア 1.58.1 クビ 2-2-2(先行) 33.8

レースの上り:33.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.57.9 33.6 12.8 11.5 11.9 12.0 12.3 12.0 11.8 11.1 11.1 11.4
過去平均 1.57.70 34.1 12.9 11.7 11.8 11.9 11.9 11.9 11.6 11.1 11.2 11.8
-0.5 -0.1 -0.2 0.1 0.1 0.4 0.1 0.2 0.0 -0.1 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中のペースは、中盤でやや緩み加減。

しかしその分上りの600mは33.6秒。

かなりハイレベルな瞬発戦。


回顧

1着は3番人気のエフフォーリア。

道中は中団の前、好位の6番手。

4角も6番手の外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げて行き、坂の上りで先に抜け出したグランアレグリアを射程圏に捉えると、残り200mをを過ぎてきっちりグランアレグリアを捉えて交わし、あとはコントレイルの追撃をしっかり凌いで1馬身差のゴール。

まさに王道の競馬、文句なしの勝ち方。

エフフォーリアの分析

 

2着は1番人気のコントレイル。

道中はエフフォーリアの直後、8番手の内目を追走。

4角もエフフォーリアの直後、およそ1馬身差の8番手で直線に向く。

直線もエフフォーリアの直後から追い上げてはくるが、1馬身の差がなかなか詰まらない。

結局直線入口での1馬身の差をそのまま縮められずに2着。

スタートはしっかり出てはいるが、ゲートの中ではうるさかったらしく、「理想は勝ち馬のポジションだった」、とはレース後の鞍上のコメント。

まさにコンマ1秒の食い違いが勝敗を分ける頂上決戦。

今回は完敗ではあるが、もう一度やればまた結果は分からない。

しかしコントレイルに残されたレースはあと1鞍。

コントレイルの分析

 

3着は2番人気のグランアレグリア。

抜群のスタートから道中は先行策、2番手を追走。

4角も2番手で直線に向き、直線は馬場の4分どころから坂下では先頭。そのまま押し切りを計るが、坂を上って残り200mを切ったあたりでエフフォーリアに交わされると、ゴール前はコントレイルにもクビ差交わされての3着。

先行策が裏目に出たということはまったく関係ないだろう。

自身がもっとも得意とする瞬発戦で負けたのだから、距離が長かったということだろう。

グランアレグリアの分析