結果

2023年 10月28日(土)

第66回 スワンS(G2)

京都競馬場 芝1400m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ウイングレイテスト 1.19.9 2-2(先行) 34.4
ララクリスティーヌ クビ 4-4(中団前) 34.2
ロータスランド 3/4 17-13(後方) 33.5

レースの上り:34.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.19.9 34.5 11.9 10.8 11.4 11.3 11.6 11.2 11.7
過去平均 1.20.78 34.5 12.4 11.0 11.5 11.5 11.4 11.2 11.8
0.0 -0.5 -0.2 -0.1 -0.2 0.2 0.0 -0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レース前半はそこそこ速かったが、残り600mを切って、いつもなら勝負どころのLap5で大きく息が入った。

そして直線に向いて再加速し、レースの上りは34.5秒。

前3頭がそこそこ後続を離していた展開で、Lap5で息が入ったにも関わらず、前3頭と後続との差はさほどつまらなかった。

ここらへんが勝ち馬にとっては都合が良かったのだろう。

Lap5でも息を入れずに、同じように11秒台前半のラップを刻んで、そしてさらにあと2F踏ん張っていたなら評価もできるが、この流れだと、レベル的には並みの少し上、といったところか?


回顧

1着は10番人気のウイングレイテスト。

道中は先団2番手を追走。

4角も2番手で直線に向くと、直線では早々に先頭に立ち、そのまま後続の追撃を完封した。

3~4角で息が入ったのが大きかっただろう。

相手関係も、人気上位馬が力を出せていなかった。

ウイングレイテストの分析

 

2着は6番人気のララクリスティーヌ。

道中は中団馬群の前、4番手を追走。

4角も4番手で直線に向き、直線では馬場の4~5分どころから先頭を追うが、クビ差届かずの2着。

3~4角で先頭集団に息が入ったところで、もう少し間合いを詰めておきたかった。

ララクリスティーヌの分析

 

3着は11番人気のロータスランド。

大外18番枠から道中は後方17番手の最内に潜り込んだ。

4角は13番手の内目で直線に向くと、直線は馬場の3~4分どころの開いたスペースから追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、0.1差の3着まで。

大外からの発走だったが、極力経済コースを通って脚を溜め、最後の直線で弾けた。

腹を括った騎乗は見事だったが、4角あの位置取りからでは届かなかった。

ロータスランドの分析

 

1番人気のアヴェラーレは7着。

スタート出遅れるが、道中は中団馬群の中、8番手あたりを追走。

4角も中団10番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、伸び脚にキレがなく、ジワジワと伸びて7着まで。

2走前の「京王杯SC」の流れとは真逆になった感じでちょっと忙しかったのではないか?

今後は締まった流れが課題になりそう。

アヴェラーレの分析

 

2番人気のグレナディアガーズは6着。

スタート出遅れて道中は後方16番手。

4角も16番手から大外を回して直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入るが、0.4差の6着まで。

上りはメンバー2位の脚で追い上げてきたが、後方から大外を回したのでは届かない展開。

この馬向きの流れだが、位置取りが悪すぎる。

グレナディアガーズの分析

 

3番人気のルガルは4着。

スタートで出遅れて道中は中団の後ろ、14番手の内を追走。

4角は11番手の内で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、そこそこの脚で伸びてはくるが、キレがなく、3着にハナ差の4着まで。

まだ3歳、古馬になって成長力を示せるか?