結果

2022年 10月29日(土)

第65回 スワンS(G2)

阪神競馬場 芝1400m(内)良

2022年10月29日 阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ダイアトニック 1.19.8 5-5(先行) 34.2
ララクリスティーヌ 1 9-8(中団) 34.2
ルプリュフォール 16-16(後方) 33.5

レースの上り:34.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.19.8 34.6 12.5 10.7 10.9 11.1 11.3 11.4 11.9
過去平均 1.19.92 34.7 12.1 10.9 11.0 11.2 11.3 11.5 11.8
0.4 -0.2 -0.1 -0.1 0.0 -0.1 0.1

 

今年も阪神開催の「スワンS」のため、過去平均は、同コースで行われる重賞「阪神C(G2)」の良馬場平均過去5年。

レースの推移は、阪神カップの過去平均とさほど変わらないラップ。

ある程度前傾ラップで入るが、そのスピードを持続しつつ上りは34秒台でまとめてくる。

スピードの持続力が求められたレース。


回顧

1着は4番人気のダイアトニック。

道中は先団5番手の内目を追走。

4角も5番手の内目から、直線はスッと外へ進路を取って追い上げに入り、先団の馬を一気に交わすと今度はスッと内へ移動。

あとは逃げ粘るヴァトレニを交わすと、そのまま押し切ってゴール。

これで1400mは(7-2-0-0)。

1400mは強い。

ダイアトニックの分析

 

2着は10番人気のララクリスティーヌ。

道中は中団9番手の内目、勝ったダイアトニックの直後を追走。

4角も8番手で、ダイアトニックの直後から直線に向いてくる。

直線は坂下までは先団7頭で団子状態だったが、坂の上りで狭いところを割って出て、グイグイと伸びて2着入線。

時計的に足りないと見ていたが、千四の自己ベストを一気に1.0秒縮める激走。

最後の急坂での伸び脚は見るものがあった。

今後に期待できる一頭になった。

 

3着は11番人気のルプリュフォール。

スタート出遅れて道中は後方16番手。

4角も16番手だが外へは回さずに馬群の中ほどから進路を探す。

直線は馬群が割れたところを縫うようにして伸びてきて、ゴール前は馬群の外目から一気の伸び脚で前を窺うが、0.2差の3着まで。

阪神の内回りで、しかも4角あの位置取りからよく3着に持ってきた。

やはり末脚は非凡なものがある。

次走コース替わりで一変も。

ルプリュフォールの分析

 

1番人気のホウオウアマゾンは10着。

道中は先団3番手の最内から、4角は4番手の最内で直線に向くが、坂の上りで伸びを欠いた。

この馬、34秒台の上りにはついて行けないのか?

ホウオウアマゾンの分析

 

2番人気のマテンロウオリオンは7着。

スタート出遅れて、道中は最後方から。

4角は17番手の大外から直線に向き、直線は馬群の大外からいい脚で追い込んでは来るが、0.5差の7着まで。

あの位置取りから外を回したのでは届かないのは当然。

脚があるところは示した。

まだまだこれからの馬。

マテンロウオリオンの分析

 

3番人気のロータスランドは6着。

道中は中団の前、6番手の外目を追走。

4角は5番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、坂の上りでやや甘くなって6着まで。

硬い馬場の影響はなかったか?

ロータスランドの分析