結果

2022年 9月4日(日)

第58回 新潟記念(G3・ハンデ)

新潟競馬場 芝2000m(外)

2022年9月4日 新潟競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
カラテ 1.58.9 7-7(中団) 33.3
ユーキャンスマイル 1.59.2 1  3/4 17-17(後方) 33.0
フェーングロッテン 1.59.3 3/4 3-3(先行) 33.9

レースの上り:33.8


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.9 33.8 13.1 11.4 12.1 11.7 12.2 12.5 12.1 11.2 11.0 11.6
過去平均 1.58.24 34.2 12.8 11.1 11.7 11.9 12.2 12.4 11.9 11.3 10.9 12.0
0.3 0.3 0.4 -0.2 0.0 0.1 0.2 -0.1 0.1 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半はかなりユルユルのペース。

中盤でもラップは上がらず、直線勝負の瞬発戦。

そんな流れなので、基本的には前有利の展開となったが、実績馬の末脚が格下馬を凌駕した格好。


回顧

1着は10番人気のカラテ。

道中は中団馬群の真ん中、7番手を追走。

4角も7番手で直線に向くと、直線は馬場の三分どころから追い上げに入り、徐々に位置取りを外へと動かしつつ、残り400mあたりで早くも先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

二千の距離と、トップハンデを不安視したが、いとも簡単に跳ね除けた。

メンバーレベル的に、これで中距離も前途洋々、というわけにはいかないが、この先、レースの選択肢は広がる勝利。

カラテの分析

 

2着は9番人気のユーキャンスマイル。

道中は後ろから2頭目、17番手を追走。

4角も17番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げに入り、もの凄い脚で追い上げてはくるが、0.3差の2着まで。

カラテにあの走りをされると、後ろからでは届かない。

復調というより、左回りでこのクラスなら、これくらいはまだまだ走れる。

ユーキャンスマイルの分析

 

3着は3番人気のフェーングロッテン。

道中は先団3番手。

4角も3番手で直線に向くと、直線は進路を外目に取って追い上げに入り、途中で後続に呑み込まれそうになりながらもゴール前再度盛り返して3着を確保。

緩い流れの先団にいて、斤量も53キロなら、まだ力の有り無しはこのレースだけでは判断し辛い。

ただ、距離が問題ないのだけは分かった。

フェーングロッテンの分析

 

1番人気のヒートオンビートは5着。

道中は中団の前4番手を追走。

4角も4番手で直線に向き、直線は馬場の三分どころから追い上げに入る。

残り400mあたりでカラテに交わされたが、そのあとは何とか食い下がって2番手押し切りを計ったが、ゴール前、外からの差し馬に交わされて5着。

ゴール前の詰めの甘さはこの馬の課題。

善戦はするが何とも歯がゆい。

ヒートオンビートの分析

 

2番人気のサンレイポケットは8着。

道中は中団の後ろ、12番手を追走。

4角も12番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、伸びずバテずの8着まで。

この馬にしてみれば上りが速すぎたのと、道中の位置取りがちょっと後ろすぎた。

鞍上いわく「本来の走りではない」とのこと。

サンレイポケットの分析