結果
2022年 3月27日(日)
第52回 高松宮記念(G1)
中京競馬場 芝1200m 重
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ナランフレグ | 1.08.3 | 15-14(後方) | 33.9 | |
② | ロータスランド | 1.08.3 | クビ | 7-8(中団) | 34.3 |
③ | キルロード | 1.08.3 | ハナ | 3-3(先行) | 34.7 |
レースの上り:34.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.08.3 | 34.9 | 12.1 | 10.3 | 11.0 | 11.0 | 11.5 | 12.4 |
過去平均 | 1.07.65 | 34.3 | 11.9 | 10.4 | 11.1 | 11.2 | 11.2 | 11.9 |
差 | 0.6 | 0.2 | -0.1 | -0.1 | -0.2 | 0.3 | 0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))
馬場は重馬場だが、前半は過去の良馬場平均と似たようなラップを刻んでいる。
その分上りはややかかって34.9秒を要しているが、それでも、思いのほか上りはかかっていなかったという印象。
おそらくこれは、馬場は重馬場でも、天候は終日晴れていたので、馬場が内から徐々に乾いてきていた影響によるものだと推察する。
しかしレースとしては前傾ラップだったことに変わりはなく、前目にポジションを取った馬には厳し展開となった。
回顧
1着は8番人気のナランフレグ。
1枠2番から道中は後方15番手の内。
4角も14番手の内で直線に向くと、直縁は内ラチ沿いから狭いところを抜け出しながらの素晴らしい伸びでゴール前の接戦をものにした。
最大の勝因は1枠2番から進路を内に徹したことだろう。
外を回していたら十中八九勝てていなかったと思う。
馬場が内から乾いていただろうことも追い風になっただろう。
今回の勝利は、実力半分、幸運半分といった印象。
⇒ナランフレグの分析
2着は5番人気のロータスランド。
道中は中団の前目、7番手を追走。
4角は中団8番手から直線に向き、直線は馬群の中ほどにいたが、前を走るキルロードが進路を作ってくれた感じで、キルロードの後ろをぴったりとついて走り、坂を上りきって、残り100mあたりからは一完歩ずつキルロードに詰め寄って、ゴール前これを交わしはしたが、内からのナランフレグがクビ差先に出ていた。
初の千二ということもあり、道中はいつもよりポジションは下げたが、直線では素晴らしい伸び。
緩い馬場も見方した感じ。
⇒ロータスランドの分析
3着は17番人気のキルロード。
道中は先団3番手の外。
4角も3番手の外で直線に向くと、直線は坂の上りでジワジワと先頭との差を詰めて、残り200mを過ぎると先頭に立った。
ゴール前は1、2着馬の末脚に屈したが、この前傾ラップを前々で粘り通したのは見事。
その底力は十分に重賞級。
⇒キルロードの分析
1番人気のレシステンシアは6着。
4枠7番から逃げの手。
前半は重馬場にしてはちょっと速めのラップを刻み、4角も先頭で直線に向くが、坂を上りきったあたりで脚色が鈍くなった。
重馬場で前半600mが33.4秒。
道中終始外からジャンダルムのプレッシャーもあったが、こういうラップで粘りきってこその馬だと思っていたが・・・。
緩い馬場では力が十分には発揮できなかったと思いたい。
⇒レシステンシアの分析
2番人気のメイケイエールは5着。
外枠17番から道中は中団の前、7番手の外を追走。
4角は8番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂を上りきってからは先頭にジワジワと詰め寄って来たが、0.1差の5着まで。
0.1差は直線の位置取りの差だろう。
外を回した馬の中では最先着。
外枠からではベストの競馬。
力負けではない。
⇒メイケイエールの分析
3番人気のグレナディアガーズは12着。
大外18番から道中は後方よりの14番手。
4角も14番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂を上りきるあたりから一瞬伸びかけてはいたが、続かず。
枠順も悪かったが、見せ場も作れず。
⇒グレナディアガーズの分析