結果

2022年 3月20日(日)

第70回 阪神大賞典(G2)

阪神競馬場 芝3000m(内)良

3月20日(日)阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ディープボンド 3.05.0 6-7-6-5(中団) 34.6
アイアンバローズ 3.05.1 3/4 2-3-3-2(先行) 35.2
シルヴァーソニック 3.05.4 1  1/2 6-5-4-3(中団前) 35.4

レースの上り:35.5


ラップ分析

1着タイム 前半 中盤 後半 上り3F
今走 3.05.0 50.2 50.6 48.7 35.5
過去平均 3.04.18 48.6 50.4 49.2 36.0
1.6 0.2 -0.5 -0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半、中盤とスローの流れ。

しかし3角手前、残り1000mからペースが徐々に速くなり、上り3Fは35.5秒。

2000mを走ったあと、残りの1000mでどれだけスピードを持続できるかと言うレース。

スタミナの有無とスピードの持続力が求められたレース。


回顧

1着は1番人気のディープボンド。

道中は中団7番手あたり。

3角の勝負どころでもしっかりと反応して、4角は5番手の外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げてきて、坂下で前で粘るアイアンバローズを射程圏に捉えると、坂の上りでアイアンバローズをしっかり交わして、食い下がる同馬を振り切ってゴール。

自身の上り34.6秒はここまでのキャリアで最速の上り時計。

後半1000mだけの勝負にはなったが、そこそこ速い上りを繰り出して勝ったことには意義がある。

馬が確実に強くなっている印象。

ディープボンドの分析

 

2着は5番人気のアイアンバローズ。

道中は3番手を追走。

4角は2番手で直線に向き、直線は逃げるキングオブドラゴンを残り300mあたりで捉えると、坂の上りでは抜け出しを計るが、外からのディープボンドの強襲には抗うことはできずに2着まで。

前半、中盤は緩い流れだったが、後半1000mのペースアップでもしかっり前々で踏ん張った。

この馬も強くなっている。

アイアンバローズの分析

 

3着は3番人気のシルヴァーソニック。

道中は中団の前目、5~6番手の内。

3角過ぎからの勝負どころでも順位を落とさずついて行き、4角は3番手の内で直線。

直線は馬場の内目から、先に抜け出したアイアンバローズの直後から追い上げに入るが、坂の上りでやや甘くなった感じだが、マカオンドールの追い上げはハナ差しのいで3着。

ここ3戦は3000m級の距離で安定した走り。

遅咲きだがまだ伸びしろはありそう。

シルヴァーソニックの分析

 

2番人気のマカオンドールは4着。

スタートは出遅れて後方から。

前半、中盤は後方で脚を溜めて、3角手前の勝負どころから順位を上げて来る。

4角は中団8番手で直線に向き、直線は馬群の外目からジワジワと追い上てはくるが、3着のシルヴァーソニックにはハナ差届かず4着。

これくらいのクラスになると、やはり位置取りがカギになってくる。

マカオンドールの分析