結果

2023年 2月19日(日)

第57回 小倉大賞典(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1800m 重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ヒンドゥタイムズ 1.49.7 7-7-6-4(中団) 35.7
カテドラル ハナ 12-12-13-8(中団後ろ) 35.3
バジオウ 1/2 3-3-2-1(先行) 36.4

レースの上り:37.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.49.7 37.0 12.4 11.5 12.6 11.9 11.9 12.4 12.5 12.0 12.5
過去平均 1.46.48 35.6 12.3 11.2 11.9 11.8 11.8 11.9 11.7 11.6 12.3
1.4 0.1 0.3 0.7 0.1 0.1 0.5 0.8 0.4 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道悪競馬で、前半は緩めに入ったが、中盤では重馬場にしては速いラップ。

しかしこれはかかり気味の大逃げになったレッドベルオーブの刻んだラップ。

後続にはおよそ10馬身の差があったので、2番手以降は重馬場にしても緩いラップで追走していたことになる。

しかし残り800mを切ったあたりで逃げるレッドベルオーブはさすがにくたびれてきて減速。

ここですかさず後続の馬が殺到するわけで、後続の馬は残り800mからスパートを強いられているような感じ。

なので後続の馬も残り400mあたりからはきつい流れを強いられて、最後はパワーと底力が求められる展開になった。


回顧

1着は2番人気のヒンドゥタイムズ。

道中は中団7番手の内目を追走。

各馬馬場の外目を回る中、この馬はそれでも3分どころあたりなので、他の馬に比べれば距離ロスは少なかった。

3~4角で出して行って、4角は4番手の内目から直線。

直線は馬場の4分どころあたりから追い上げに入り、前で粘るバジオウをゴール前で交わし、内から追い上げてきたカテドラルの追撃をハナ差しのいでゴール。

得意の小倉で、上りがかかる展開で、道悪も苦にしない馬。

条件がぴったりとはまった。

ヒンドゥタイムズの分析

 

2着は9番人気のカテドラル。

道中は中団の後ろ、12番手の内目を追走。

3~4角では他馬に比べれば内目を通って進出して行き、4角では勝ったヒンドゥタイムズの直後あたりから直線。

直線も馬場の4分どころから追い上げに入り、いい感じで伸びてはくるが、ゴール前はハナ差及ばずの2着。

位置取りがいつもに比べれば前目で、終始、他馬に比べて内々を通ったことで距離ロスも防げた。

この馬も基本的には小倉が好きなのだろう。

上りがかかったのもよかった。

カテドラルの分析

 

3着は10番人気のバジオウ。

道中は先団3番手を追走。

3角で2番手、4角は先頭で直線に向くが、直線ではゴール前甘くなっての3着。

仕掛けが少し早かった分、ゴール前が甘くなった。

大逃げのレッドベルオーブをもう少し泳がせておいてもよかったかもしれないが、それは結果論。

前々から上りのかかる展開はこの馬も好きな展開だった。

バジオウの分析

 

1番人気のレッドランメルトは10着。

道中は先団5番手を追走。

3~4角ではバジオウにピッタリついて回ってきて、4角は2番手直線に向くが、直線では粘り切れなかった。

鞍上は馬場を敗因に挙げているが、そうかもしれない。

 

3番人気のロングランは4着。

道中は中団7番手。

4角も7番手で直線に向き、直線はヒンドゥタイムズの直後からいい感じで伸びては来るが、最後まで前は交わせず0.2差の4着。

この馬もこういう馬場は得意そうだが、地力がまだ一歩足りないか。