グランデマーレのキャリアはまだ2戦だけなので、近走のみを振り返る。
グランデマーレの近走
2歳新馬
京都 芝1800m 良
着順:1着(1.49.7・-0.5差)
騎手:藤岡祐介(55キロ)
2枠2番からハナへ。
道中はゆったりとしたペースを刻み、4角も先頭で直線に向くと、どんどん後続との差を広げて行き、最後は追いもせず余裕のゴール。
力が違った感じ。
完勝。
【期待される能力】
- 先行力
葉牡丹賞(2歳1勝クラス)
中山 芝2000m(内)良
着順:1着(1.58.9・-0.2差)※レコード
騎手:藤岡祐介(55キロ)
外枠から主張してきたアマゾーヌにハナを譲って2番手からの競馬。
道中はアマゾーヌが序盤から締まったラップを刻み、中盤からはさらにペースを速めて行く。
しかしグランデマーレはそんなハイラップを刻むアマゾーヌに3角過ぎから並びかけて行き、4角では抜群の手応えで先頭に立ち直線へ。
直線も脚色は衰えず、後続の追撃を交わして快勝。
5回中山開催の開幕週初日の馬場とは言え、レコードタイムでの勝利。
ちなみに、5回中山最終週9日目の「ホープフルS(G1)」を勝ったコントレイルの勝ち時計は2.01.4。
同じAコースの初日と9日目なので、馬場の傷み具合は比較にならないとは思うが、この2.5秒の差をどう見るか。
【期待される能力】
- スピード持続力
グランデマーレの評価
レコード勝ちした「葉牡丹賞」後に、左前脚の第3手根骨骨折で長期休養を余儀なくされたが、秋の大一番には間に合った。
あのまま「ホープフルS」に出ていればどうなっていたのか? 興味は尽きないが、あのレコードタイムはフロックでは出ないはず。
力はあるはずなので、なんとか「菊花賞」への出走を決めて欲しい。
グランデマーレの次走
次走は9月27日、中京競馬場の芝2200mで行われる、「神戸新聞杯(G2)」。
約10ヵ月ぶりの競馬になるので大きな期待は出来ないが、勝ち負けともなると、さらに期待は膨らんで行く。