結果

2022年 12月28日(日)

第38回 ホープフルS(G1)

中山競馬場 芝2000m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ドゥラエレーデ 2.01.5 2-2-2-2(先行) 35.0
トップナイフ ハナ 1-1-1-1(逃げ) 35.0
キングズレイン 1  1/4 14-14-11-11(逃げ) 34.3

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.01.5 35.0 12.6 11.3 12.2 12.7 12.7 12.5 12.5 11.9 11.2 11.9
過去平均 2.01.56 36.4 12.7 11.4 12.6 12.3 12.1 12.0 12.2 12.2 11.8 12.3
-1.4 -0.1 -0.1 -0.4 0.4 0.6 0.5 0.3 -0.3 -0.6 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

序盤は例年程度か少し速いくらいだが、中盤800mが激ユル。

中だるみのドスローと言ってもいい流れ。

1、2着馬は道中1、2番手の、いわゆる行った行ったの決着。

上位にきた馬は、力があるのかもしれないが、ただ単に、展開が向いただけなのかもしれない。

いずれにしても出走馬の力のほどは、このレースでは計れない。


回顧

1着は14番人気のドゥラエレーデ。

6枠11番から道中は2番手を追走。

4角も2番手で直線に向くと、直線は早々に逃げるトップナイフを交わして先頭に立つが、トップナイフも譲らず差し返す。

2頭による叩き合いはゴール前まで続いたが、ゴール前ドゥラエレーデがトップナイフをハナ差交わしてゴール。

14番人気からの激走だが、展開が向いた感が否めない。

来年のクラシック路線の主役を張れるか否かは懐疑的。

 

2着は7番人気のトップナイフ。

4枠8番からハナを切る。

前半1000mの通過が61.5秒のマイペース。

4角も先頭で直線に向くと、直線は早々にドゥラエレーデに先頭を譲るが、そのあと再度差し返してゴール前までもつれる展開。

結果ゴール前でハナ差差し返されての2着。

まあ、最後は首の上げ下げだけに惜しい2着。

1度交わされてから盛り返す勝負根性はたいしたものだが、今回はマイペースで逃げたジョッキーの手腕が大きい。

 

3着は6番人気のキングズレイン。

道中は後方14番手の外目を追走。

3角で中団の後ろ11番手あたりまで盛り上げて、4角も11番手の大外を回して直線。

直線は馬郡の大外から追い上げに入り、いい脚で追い込んではくるが、0.2差の3着まで。

このユルユルの流れでは前を捕まえきれなかったが、脚のあるところは示した。

 

1番人気のミッキーカプチーノは5着。

大外18番から先団に取りつき、道中は3番手を追走。

4角も3番手で直線に向くが、前の2頭との差は詰まらず、逆にゴール前は外からきた2頭に交わされての5着。

同コース同距離で行われた前走よりも、時計にして2.7秒遅い。

展開も今回の方が楽だったはずなので、この負けは実力ではないだろうが、安定感に欠ける。

 

2番人気のファントムシーフは4着。

スタート出遅れるも、1番ゲートを利して、道中は中団7番手の最内。

4角も6番手の最内で直線に向き、直線は馬群の中ほどを突いて伸びてはくるが、0.2差の4着まで。

出遅れて位置取りを下げたのが痛かった。

 

3番人気のセブンマジシャンは6着。

道中は中団馬群9番手の外目を追走。

4角は8番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを見せるが、いまいち詰めきれずに0.4差の6着。

向正面で引っかかる場面もあり、最後は力を出し切れなかったか?