結果

第54回 共同通信杯(G3)

東京競馬場 芝1800m 稍重

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ダーリントンホール 1.49.6 4-4-3(中団) 34.1
ビターエンダー 1.49.6 ハナ 2-1-1(先行) 34.3
フィリオアレグロ 1.50.3 4 2-4-5(中団) 34.6

レース上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.49.6 34.3 13.2 11.9 12.5 12.9 12.7 12.1 11.2 11.4 11.7
過去平均 1.47.5 34.1 12.9 11.5 12.0 12.4 12.4 12.3 11.3 11.1 11.6

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

道中は稍重馬場を考慮してもかなり遅いペースで推移。

レースの上り時計が過去の良馬場平均とさほど変わらないことからも、道中のペースの緩さを推し測ることができる。

前に行った馬が有利な展開。

先週に引き続き内側も伸びる傾向。

いずれにしても緩いレースで、このレースがこの先のクラシック戦線に直結するかと言えば、それは疑問。


回顧

1着はダーリントンホール

序盤は中団あたりを追走していたが、ペースが遅かったせいもあったのか、3~4角では早めの仕掛けで順位を上げていった。

直線入口ではすでに先頭を射程圏に捉えていて、残り400mあたりからはビターエンダーとの併せ馬状態での叩き合い。

この壮絶な叩き合いがゴール前まで続いて、最後はクビの上げ下げで、ハナ差だけ前に出て勝利をもぎ取った。

ゴール前、一度抜かれてまた差し返す勝負根性は大したもの。

ルメール騎手の好判断、早めの仕掛けが功を奏した。

しかしルメール騎手の体内時計は正確無比。

騎手としての技術もさることながら、この体内時計の正確さこそが、この騎手の強さの源のような気がする。

 

2着はビターエンダー

発馬を決めて、先手を取れたのが良かった。

4角では早々に先頭に立ち、ダーリントンホールとの壮絶な叩き合いにハナ差遅れた。

京成杯の4着馬。

レースの質が少し緩むとこれくらいは走る。

 

4馬身離れた3着にはフィリオアレグロ

アタマ差の4着にはマイラプソディ

どちらも道中の位置取りが後ろすぎた。

展開が向かなかったと思って仕切り直しを期待。