デヴィルズマーブルのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。

デヴィルズマーブルの近走

21/9/12 2歳未勝利

中京 芝1400m 良

着順:1着(1.21.4・-0.1差)

騎手:岩田望来(54キロ)

道中は中団やや前、6番手を追走。

4角も6番手で直線に向くと、直線は馬群の外から追い上げに入り、坂の頂上で先頭に立つと、あとはそのまま突き抜けてゴール。

このクラスとしてはなかなかの時計。

22/2/20 3歳1勝クラス

阪神 芝1400m(内)稍重

着順:3着(1.22.0・0.3差)

騎手:岩田望来(56キロ)

道中は中団のやや後ろ、8番手の内。

4角は9番手の内で直線に向き、直線は進路を外に取って追い上げてくるが、0.3差及ばずの3着。

折り合いに専念したということで、今回の位置取りはやや後ろ。

届かなかったのはその分か。


デヴィルズマーブルの脚質

中団あたりで脚を溜めて、末脚を生かす競馬。

キレッキレの末脚ではなさそうなので、位置取りが後ろになると厳しいか。


デヴィルズマーブルの血統背景

デヴィルズマーブルは外国産馬。

父はレイヴンズパス(ミスプロ系ゴーンウエスト)。

レイヴンズパスは欧州、米国で走り、芝のG1、AWのG1をそれぞれ1勝。主要距離はマイルから中距離。

母の父はモンズーン(傍流)。

モンズーンは欧州で走り、G1を3勝。勝った距離はすべて芝2400m。

母方の4代前、マルガレーゼン(Margarethen)を祖とする牝系は、G1・9勝のトリプティク、G1・6勝のトレヴを輩出した欧州の名門牝系。

この一族は日本でもミッキーロケット(宝塚記念)、ディーマジェスティ(皐月賞)、タワーオブロンドン(スプリンターズS)など活躍馬多数。

この内タワーオブロンドンは、父と母母がデヴィルズマーブルと同一。

次走、ファルコンS(G3)に向けて

次走は3月19日(土)、中京競馬場 芝1400m で行われる「ファルコンS(G3)」。

血統的に面白そうな一頭。

 

⇒その他、ファルコンS(G3)の出走馬を分析