結果

2022年 7月24日(日)

第70回 中京記念(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1800m 良

7月24日(日) 小倉競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ベレヌス 1.45.9 1-1-1-1(逃げ) 34.6
カテドラル 1.46.0 1/2 14-15-11-10(後方) 34.0
ファルコニア 1.46.0 ハナ 8-8-6-2(中団) 34.3

レースの上り:34.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.45.9 34.6 12.4 11.4 12.3 12.0 11.8 11.4 11.3 11.4 11.9
平均 1.46.36 35.3 12.4 11.3 12.0 11.8 11.8 11.8 11.6 11.6 12.1
-0.7 0.0 0.1 0.3 0.2 0.0 -0.4 -0.3 -0.2 -0.2

(※平均=同コース、OPクラスの良馬場平均12鞍)

逃げたベレヌスのラップだが、前半はかなり楽をしているようすが窺えるラップ。

小倉の最終週とはいえ、馬場コンディションはまだまだ良好で、前半1000mの通過が59.9秒なら、これは余裕のあるマイペースの逃げと言っていいのだろう。

上りの600mも34.6秒でまとめて後続を完封。

この日の馬場は、ここまでの芝のレース7鞍中、4鞍で逃げ馬が勝利したように、圧倒的に前が有利な馬場状態。

そんな馬場でマイペースの逃げを打ち、ハンデも手ごろなベレヌスの逃げ切り。

1番人気のファルコニアも早仕掛けで前を追ったが、間に合わなかった。


回顧

1着は6番人気のベレヌス。

7枠14番から果敢にハナへ。

道中はスローのマイペースの逃げ。

4角も後続に1馬身の差をつけて直線に向き、直線もその差をしっかりと保っての逃げ切り勝ち。

コース相性の良さと、前有利の馬場状態を味方につけての快勝。

まだこのクラスでは力不足と見ていたが、これだけ条件が揃えばハンデ戦なら警戒すべき。

痛恨の抜け。

ベレヌスの分析

 

2着は10番人気のカテドラル。

スタートで出遅れて、道中は後方15番手を追走。

3角手前から外々を回して進出開始。

3角11番手、4角は10番手の大外を回って直線。

直線も馬群の大外から追い上げに入り、ゴール前、ファルコニアは捉えるが、勝ち馬には及ばず。

昨年に続いて今年も2着。

この馬も小倉は好きそう。

カテドラルの分析

 

3着は1番人気のファルコニア。

外枠15番から道中は中団8番手の外。

3~4角では外々を回して順位を上げて行き、4角は2番手の大外で直線。

直線も馬群の大外から追い上げに入り、残り200mでは前のベレヌスを捉えるかの勢いだったが、なかなか詰め切れず、最後はカテドラルにハナ差交わされての3着。

ベレヌスに逃げ切られたのは仕方がないとしても、最後にカテドラルに交わされたのは余計だった。

早めに順位を押し上げた分、最後は少し甘くなったか?

ファルコニアの分析

 

2番人気のミスニューヨークは4着。

道中は中団の少し前、7番手の内。

4角は6番手で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げに入り、ゴール前は先に抜け出していたファルコニアに肉薄するが、最後は切れ負けした感じの4着。

この馬としては、道中もう少し流れた方が力は出せる。

ミスニューヨークの分析

 

3番人気のカイザーミノルは10着。

道中は中団の前、5番手を追走。

4角は6番手の内目で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り200mあたりまでは2着争いに加われていたが、残り200mを過ぎて失速気味に。

調子が戻っていないようにも見えるが、やはりこの馬、1800mは長いのか?

カイザーミノルの分析