ドルチェモアのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

ドルチェモアの近走

22/10/8 サウジアラビアRC

東京 芝1600m 良

着順:1着(1.33.4・-0.2差)

騎手:横山和夫(55キロ)

道中は大逃げを打つ先頭から10馬身離れた2番手追走。

4角も10馬身差の2番手から直線に向き、猛然と先頭を追い、残り200mではその差は4~5馬身。

さらに追ってゴール前で先頭を捉えて交わしてゴール。

大逃げはあったものの、2番手からでもそこそこの流れだったことは確か。

その流れを終い33.4秒の脚で差し切ったのだから、SP持続力、瞬発力はそこそこあると見ていいだろう。

22/12/18 朝日杯FS(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:1着(1.34.9・ -0.1差)

騎手:坂井瑠星(55キロ)

1枠2番から道中は3番手の最内を追走。

4角も3番手で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の上りで逃げ粘るオールパルフェを捉えると、あとは外から来た2、3着馬の強襲をなんとかしのいでゴール。

強い競馬ではあったが、枠順と道中、直線の位置取りが2、3着馬よりかなり有利に働いていた印象。

2、3着馬とは力の差はない。

2022年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧

23/4/8 ニュージーランドT(G2)

中山 芝1600m(外)稍重

着順:7着(1.34.3・0.6差)

騎手:横山和生(56キロ)

4枠8番からハナに立つが少し掛かり気味。

そのせいか、道中のラップはやや早め。

中間点の800mを過ぎたあたりで2番手バグラダス、3番手エエヤンに競りかけられてさらにラップは速くなった。

4角も先頭で直線に向き、坂下あたりまでは先頭で粘っていたが、坂の上りで力尽きた感じ。

この馬の場合は、特にペースが速くて、最後にバテて伸びを欠いたわけではないだろう。

ここを叩いた次走、良化の余地はある。

2023年 ニュージーランドT(G2)のラップ分析&回顧

23/5/7 NHKマイルC(G1)

東京 芝1600m 稍重

着順:12着(1.34.9・1.1差)

騎手:三浦皇成(57キロ)

道中は中団の前、5番手を追走。

4角は7番手の内目で直線に向くが、坂の上りではもう勢いはなかった。

道中前目のポジションと、直線は内目を通ったこともあり、上位に来れないのは仕方がないとしても、ちょっと負け過ぎの感は否めない。

前走に引き続き、緩い馬場はよくないのか?

2023年 NHKマイルカップ(G1)のラップ分析&回顧


ドルチェモアの脚質

逃げ、先行脚質。

SPの持続力と瞬発力はそこそこありそう。


ドルチェモアの血統背景

父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着 他)。

代表産駒はキセキ(菊花賞、ジャパンカップ2着、宝塚記念2着、大阪杯2着)。

母は2013年の「桜花賞」を勝ったアユサン

母の父はディープインパクト(サンデー系/牡馬3冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。