結果
第69回 中京記念(G3・ハンデ)
小倉競馬場 芝1800m 良
クッション値:9.1(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アンドラステ | 1.46.2 | 4-3-4-2(先行) | 34.3 | |
② | カテドラル | 1.46.3 | 3/4 | 9-9-9-8(後方) | 33.7 |
③ | クラヴェル | 1.46.3 | クビ | 10-10-10-10(後方) | 33.5 |
レースの上り:34.7
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.46.2 | 34.7 | 12.5 | 11.3 | 12.1 | 12.0 | 12.0 | 11.6 | 11.5 | 11.5 | 11.7 |
過去平均 | 1.46.48 | 35.6 | 12.3 | 11.2 | 11.9 | 11.8 | 11.8 | 11.9 | 11.7 | 11.6 | 12.3 |
差 | -0.9 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | -0.3 | -0.2 | -0.1 | -0.6 |
今年の「中京記念」は小倉開催なので、比較対象は冬の小倉の重賞「小倉大賞典(G3・ハンデ)」。
夏と冬では芝の種類も違うので、単純に比較はできないが、とりあえず参考程度に。
オーバーシードで行われる冬の小倉の芝よりも、道中のペースはまだ緩い。
これは完全にスローペース。
案の定、3角手前からレースは動き、上り3Fも34.7秒。
レースとしては前が有利な緩めの展開となったが、2、3着は後方からの差し馬が食い込んで来た。
前で残れなかった馬は、力量や適性、調子などに問題があったのかもしれない。
いずれにしてもそんなに内容のあるレースレベルではなかった印象。
回顧
1着は1番人気のアンドラステ。
道中は先団3~4番手。
4角は2番手の内で直線に向くと、直線では早々に先頭に立ち、ゴール前はカテドラルの猛追を振り切ってゴール。
好位差し切りの強い競馬だが、緩い展開、先行有利の馬場状態も味方した感じ。
⇒アンドラステの分析
2着は6番人気のカテドラル。
スタートひと息だが、位置取りはそれほど後ろにはならない。
4角は8番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から鋭い末脚でアンドラステに0.1秒差の2着。
久々の千八にもしっかりと対応してきた。
近走では道中の位置取りがあまり後ろになりすぎないので、これくらいのクラスなら着順が安定してきた。
⇒カテドラルの分析
3着は5番人気のクラヴェル。
道中は後方10番手でじっと脚を溜める。
4角も後方10番手で直線に向くと、直線は馬場の内目に進路を取って猛追するが3着まで。
前走は大外一気で今回は内ラチ沿いを猛追。
このクラスでこのハンデなら確実に飛んで来る印象だが、前走も今走も、レースのレベルはたいして高くはない。
⇒クラヴェルに分析
2番人気のボッケリーニは6着。
道中は中団の前、4~5番手。
4角は順位を落として7番手の外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げを計るが、良い脚は出せず。
トップハンデの57キロを背負っていたとは言え、少し精彩を欠いた走り。
デビュー2戦目から続いていた5着以内もここで途切れた。
スローの瞬発力勝負では後手を踏むと言うことか?
⇒ボッケリーニの分析
3番人気のロータスランドは5着。
道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向くが、直線では粘りが効かずに5着。
これくらいのペースならもう少し粘りが効いても良さそうなものだが・・・。
鞍上は「初めてのコーナー4つに戸惑った」とコメントを残しているが、少し不器用な馬なのかもしれない。
⇒ロータスランドの分析